ども、ちょっとしたお手伝いしたら、
爪がちょい剥がれた犬川です。
この超寒い期間の中、
引きこもりを外に出すな…!
振り返ったら氷漬けになってる
そういう可能性があるぞ!
さて今回はそういった事情もあり、
ゲーム内での検証や裏取りをする時間が
全く全然足りておりませんので…。
2024年、まさに約1週間後から始まる
新NISAに合わせた庶民の投資。
投資をする人、しない人。
そもそも投資が出来ない人や、
もはや投資の必要がない人まで
マクロの面と、ミクロの面の
両方の視点で振り返ってみたいと思います。
モチロン、僕の
個人的な意見ですよぉ。
予防線と免罪符ヨシ!
(指差し確認)
いよいよ始まる新NISA
もういくつ寝るとおせうがつ。
2024年から新たに始まるのが、
新NISA(少額投資非課税制度)です。
税金を免除!っていう
資産を形成する上では外せない、
圧倒的存在感を放つこの制度ですが…。
上記で強調したように、これは
このくらいの少額の投資なら
税金は取らないであげるよ
っていう制度です。
新NISAの投資額上限は1800万円。
最短でこの枠を埋めるには、
1ヵ月で30万円必要になります。
一般的な感覚ではこの時点で
「何言ってんだコイツ」レベルですが、
投資の世界においては
この程度は少額である
このような客観的事実を
前提としてお話をしていきます。
投資する人
そもそも投資ってした方がいいの?
って悩む方、分らない方は、
自分に投資が必要かどうか?
で判断するのが良いかと思います。
その結果として、
自分の人生に投資は必要だ。
という結論に至った方は、
『投資をする人』になるでしょう。
例として、
- 自分は将来こうなりたい
- その為にはざっと〇千万円必要
- 〇千万円は給料だけじゃ無理
- でも2、30年投資すればいけそう
みたいな感じですね。
かなり大雑把ですけれども…!
勿論投資をするだけの、
投資元本(余剰資金)が要りますが…。
またここで言う投資とは、
新NISA制度を利用した
インデックス積立投資を指します。
投資しない人
今度は逆に投資をしない人。
昨今のSNS等のストリームでは、
投資をしない人は馬鹿にされがち…。
ですが上記の投資する人の反対で、
自分の人生に投資は必要ない
という環境にある方は、
『投資しない人』で問題ありません。
具体的には、
『既に幸せである人』です。
既に幸せである人というのは、
上記の通り投資が人生に不要の人です。
幸せとはなんぞや?ってのは
人それぞれ人生観が違いますが、
本人が既に幸せな環境にあり、
今以上の資産はいらないよ
という状態がそうであると言えます。
幸せならOKです!
😊👍
これはほんの一例ですが…
- 愛し合うパートナーがいる
- 望んだだけの子供がいる
- 生活費諸々が黒字家計
こんな生活環境にある人に、
「月5万円投資、しよう!」って。
しなくてよくね?
もう充分満たされてるじゃん?
つか毎月5万、
家族に使った方が良くね?
ってなりませんかね?
メキシコ漁師のコピペ論を、
自分がどう捉えるのか?
というお話にも通じますが…。
メキシコの田舎町。海岸に小さなボートが停泊していた。
メキシコ人の漁師が小さな網に魚をとってきた。
その魚はなんとも生きがいい。それを見たアメリカ人旅行者は、
「すばらしい魚だね。どれくらいの時間、漁をしていたの」 と尋ねた。
すると漁師は
「そんなに長い時間じゃないよ」
と答えた。旅行者が
「もっと漁をしていたら、もっと魚が獲れたんだろうね。おしいなあ」
と言うと、
漁師は、自分と自分の家族が食べるにはこれで十分だと言った。
「それじゃあ、あまった時間でいったい何をするの」
と旅行者が聞くと、漁師は、
「日が高くなるまでゆっくり寝て、それから漁に出る。
戻ってきたら子どもと遊んで、女房とシエスタして。
夜になったら友達と一杯やって、ギターを弾いて、
歌をうたって…ああ、これでもう一日終わりだね」
すると旅行者はまじめな顔で漁師に向かってこう言った。
「ハーバード・ビジネス・スクールでMBAを取得した人間として、
きみにアドバイスしよう。いいかい、きみは毎日、もっと長い時間、
漁をするべきだ。 それであまった魚は売る。
お金が貯まったら大きな漁船を買う。そうすると漁獲高は上がり、儲けも増える。
その儲けで漁船を2隻、3隻と増やしていくんだ。やがて大漁船団ができるまでね。
そうしたら仲介人に魚を売るのはやめだ。
自前の水産品加工工場を建てて、そこに魚を入れる。
その頃にはきみはこのちっぽけな村を出てメキソコシティに引っ越し、
ロサンゼルス、ニューヨークへと進出していくだろう。
きみはマンハッタンのオフィスビルから企業の指揮をとるんだ」
漁師は尋ねた。
「そうなるまでにどれくらいかかるのかね」
「20年、いやおそらく25年でそこまでいくね」
「それからどうなるの」
「それから? そのときは本当にすごいことになるよ」
と旅行者はにんまりと笑い、
「今度は株を売却して、きみは億万長者になるのさ」
「それで?」
「そうしたら引退して、海岸近くの小さな村に住んで、
日が高くなるまでゆっくり寝て、 日中は釣りをしたり、
子どもと遊んだり、奥さんとシエスタして過ごして、
夜になったら友達と一杯やって、ギターを弾いて、
歌をうたって過ごすんだ。 どうだい。すばらしいだろう」
漁師は尋ねた。
「それ、私がいまやってることと何が違うんです?」
漁師のままの生活では
リスクが、選択肢が、という風に
投資する事を盲目的に勧める人もいます。
ですが忘れてはならないのは、
投資に費やす時間と費用は
その分、今まで生活が犠牲になる
という事だと僕は思います。
もしものリスクや幅広い選択肢のために
今ある幸せを削る必要があるのか?
個人的に時間(寿命)が1番大事!
と考えて生きているので、
漁師はそのままがベスト派です。
投資できない人
マクロ視点で見た時に、
最も問題となる可能性があるのが
「投資できない人」の層です。
これは具体的に言うと、
投資したくても、その
投資元本(余剰資金)がない方
をこの記事では指します。
上記の記事リンクの通り、
毎月5万円を40年間で1億円
…ってのが1つの計算例ですが。
毎月5万円を20~40年
捻り出すのキツくね!?
ちな月5万円を20年なら
平均して70%以上の確率で
2000万円以上になります。
その内の約1000万円は
積立した投資元本だけどね。
毎月5万円を生活や趣味、
貯金やローンの支払い以外に出せる
…って、かなり無理くね?
2023年までの旧つみたてNISAが
だいたい6.8%程度の利用数です。
(22年9月時点での日本人口比)
100人中、93人が利用できていない!
という結果ですね。
20代~30代の若年層に絞っても、
投資している割合は29.3%です。
100人中、71人は投資出来てない!
投資手法や投資金額を絞らずに3割。
果たしてこれから新NISAで
投資を始める若年層の方に、
毎月5万円以上を捻出できる人は
いったい何%ほどいるのか…?
ちなみに毎月3万円の積立ですと、
7%年利で20年後に約1500万円です。
毎月1万円の積立のケースですと、
7%年利で20年後に約500万円です。
100円からでも始められる!
千円でも、1万円でもいいんだ!
という言葉が、いかにお為ごかしか。
お判りになるかと思います。
これらの「投資できない人」が
半数を大きく上回る状況は、
これから先の日本経済で更なる
貧富の格差の広がりが懸念されます。
僕のように、
一般的な生活水準を削って
投資資金を無理矢理絞り出すのは…
あまりオススメできませんし。
投資の必要がない人
最後に見るのは、
「投資の必要がない人」
この方々はザックリ、
このような層の方です。
- 十分な資産がある人
- 資産を取り崩す段階の人
十分な資産がある人ってのは
説明されずとも分かるかと思いますが、
例えば数億~数十億円持ってる人。
毎月、毎年の所得が
生活費を大幅に超える人もココ。
このような環境の人に、
1800万円までは非課税だよ!?
と言っても、
「おっ、そうだな(無関心)」
で終わってしまいますね。
ショーヘイ・オオタニに
積立投資を勧める感じ?
投資するにしても、
他の目的と方法になるね…。
また資産を取り崩す段階の人は、
既にゴール済みの方です。
一般的に広く普及されている式で、
25年分の生活費をインデックスに置き、
その金融資産を年/4%以下で取り崩す
理論的には数字(資産)が減らずに
それで食っていける状態になります。
既にクリアしたゲームで、
さぁ!もっとLv上げしよう!
…とは中々…ね?
いわゆるこれらの属性の方は、
『富裕層、お金持ち』と呼ばれます。
しかし残酷な現実として、僕たちは
(大抵の場合)お金持ちになれません。
まとめ
という事で今回は、
箸休め的な回として
2024年から始まる新NISAと。
それに伴う個々人の投資属性!
この辺りを個人的な価値観に基づき
カテゴライズしてみた記事でした。
本気でぶっちゃけた話、
少額投資(月3万~30万)はエグいて。
ぼく個人としては、
やらざるを得ないお得制度なので
今まで通りあらゆるものを犠牲にして
インデックス積立投資を続行しますが…。
ホントのところ、
投資するかどうかはマジで
個人の属性、環境次第!
こういうの、
チョット気になってた!
という方が今回の記事で
自分はどの立場(属性)なのか?
自分に投資が必要なのか?
少しでも考えるキッカケとして
使って頂ければ幸いです。
そんな感じで今回の記事は以上です!
ここまで読んで頂き、
ありがとうございます!
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