ども、昨日は流石に
万が一の可能性を考慮して
1時間のスパンで仮眠と株価チェックで
事の成り行きを見守っていた犬川です。
今回は庶民の投資・・・と言うよりは
投資家全般に言える事。
殆ど誰も言えない、
投資家の本音をバラしつつ!
感情と投資は切り離して考える。
という事の重要度をお話します。
正直眠いっ・・・!
今寝たら日付変わるまで
起きなさそうだから
更新してから寝て下さい。
前提として
前提として今回の記事では、
現在進行形で物事が変化し続けている
ウクライナ危機、侵攻を例に挙げて
記事を書いていきます。
また今回の記事の内容は、
あくまで『投資家として』という立場で
どう物事を捉えて考えるかを
主軸にしていますので
一般的な視点から見ると、
道徳・倫理・人道に欠ける。
そんな見方も出来て
しまいかねない表現があります。
これは僕個人の人間性とは関係なく、
純粋に投資家として、どう行動するのか。
という事を前提として書いている事を
ご了承の上、お読み下さればと思います。
感情は切り離す
まずは1番重要な部分を、
先に解説してしまいましょう。
ここをお話したら、後はもう
オマケみたいなもんですから。
投資を行う上では、
感情と投資判断は
切り離して考えましょう。
投資という単語の持つ
本来の意味、
内容からは乖離しますが
お金が欲しくて投資をしている場合は
自分自身の感情は別の所に保管して下さい。
あの国、あの企業は好きだから買う。
あの国、あの企業は嫌いだから買わない。
こういう感情に任せた投資判断は
長く投資を続ける上では
確実な弱点となります。
例え企業ロゴを見ただけで
顔をしかめる程嫌いな企業でも、
自分の利益になるのであれば買う。
例え恩があったり、
個人的に大好きな企業でも
自分の利益にならないなら1円も出さない。
この様に、庶民が投資で
お金を増やそうとする場合においては、
一般的には冷酷・冷血・・・
と呼ばれる判断が必要となります。
僕自身、自分の住んでる国は
完全に切り捨てて投資してます。
アメリカに魂を売った犬。
文章にしてしまえば当たり前の事。
しかし実行出来る人は、
意外と多くありません。
どうしても感情や感傷を優先してしまい、
投資判断を誤ってしまう例はよく聞きます。
投資において感情を切り離さない事は、
自社の利益を捨ててまで、
顧客に寄り添って親身に対応する社員
このある種の自己陶酔に塗れた
背任行為に近しいとまで言えるでしょう。
投資家の本音
現在世界が注目している、
ウクライナ危機、侵攻を
例に挙げてみましょう。
個人の庶民~機関投資家に至るまで、
投資家であれば。
肩透かしな思いをした人が
多いのではないでしょうか?
昨日~今日の米市場の値動きは、
蓋を開けてみればまさかの反発。
S&P500指数で見ても、
今年の1月につけた最高値4800$から
10.7%程度しか下落していません。
この数値はとても
暴落と呼べるものでは無く、
平時の調整局面でもよく見られる数値です。
1つの国が、1つの国に
武力を以て侵攻をしたのにこの程度か、と。
投資家達の本音はこんなところでしょう。
株式市場という巨大な怪物の前では
人の命や戦争すら、
大きな判断材料にならない。
そう言われている様な錯覚を起こしそうな、
そんな出来事になりました。
あなたには何も出来ない
Twitterを中心とするSNS界隈にて、
投資垢であるにも関わらず。
戦争反対!世界平和!
利益なんていらないから
はやく正常化して欲しいです!
などと宣ってるアカウントが
散見されますが、
本気で言っているのであれば、
彼らは遠くない未来
きっと失敗するでしょう。
戦争に関わる投資の上げ下げで
利益を得るのが嫌だと言うのなら
ウィルスは?災害は?金融危機は?
何の要素で株価が上下すれば
満足なのでしょう。
ただ大半は僕の取り越し苦労で、
こういう場面ではこの様に発言する
という一般常識、良識に伴った
一種の条件反射の様な発言だと思います。
でなければ上記で解説した様に、
自分の資産に対して自分で背く行為です。
この様な発言は
決して間違ってはいませんが、
投資界隈でする必要性は一切ありません。
職場、ご家庭、お子様への教育。
そういった場面で発せられる言葉でしょう。
だって口でいかに耳障りの良い、
良識に溢れる発言をしていても
あなたは彼の国に何もしてないし、
何も出来ないでしょう?
普段と変わる事なく。
命の危険も無く、
満足いく食事を取り、
温かい室内で過ごし、
TwitterやYoutubeに興じて
いつも通り、
何不自由なく生きているハズです。
更に言えば、
そんな恵まれた環境にあって
投資をしている場合は。
現在進行形で苦しんでいる、
ウクライナの人々の不幸の恩恵を
充分に享受している事も
しっかりと
自覚しておいた方がいいでしょう。
誰かの不幸の恩恵を受けている
先程、ウィルスならどうだ、
災害は?金融危機(不況)は?と
若干意地の悪い問いかけをしましたが
それでもこれが投資の現実です。
誰もが幸せな、お手手ついないで
みんなでハッピー!プラスサムゲーム!
ってのは仕組み的にあり得ません。
地球のどこかで、誰かが
幸福になったり不幸になったりして
それに伴い株価が上下して
利ザヤが発生するのです。
極端な話、つみたてNISAなどで
インデックス積立投資をしてる人は
漏れなく!
今年の1月以降に投資信託を購入していれば
ウクライナの人々の不幸による株価下落。
この他人の不幸の恩恵を受けて、
安い値段で多くの口数を購入出来たのです。
もうこの時点で他人事では無いんですね。
投資家としての立場に限れば、
間違っても綺麗事をぬかせる身分では無い
のです。
しかし時流は進んでいく
しかしあなたが、いかに
心から悲痛な想いを抱こうが!
顔で泣いて心で笑おうが!
何を考え、何をしようとも
世界の時流は勝手に進んでいきます。
またその中にあって
正確な情報をつかみ取るのは無理です。
なので他人の不幸の恩恵を
享受している事に対して、
認識する必要はありますが、
それ以上に何か行動する必要もありません。
しかしただ知っておくだけで、
投資家としてどう考えてどう行動するのか。
いざと言う時に
ブレない指針の1つになると思います。
まとめ
と言う事で簡単にまとめますと。
人間としての自分と、
投資家としての自分は
別の場所に置いておきましょう!と。
そういう感じの結論になります。
また投資・ビジネス界隈で
綺麗事を発信している人達が
どれほど無責任で、無知で、
残酷な事をしているか
お判り頂けたかと思います。
庶民の投資家の皆様におかれましては、
あれ?世界や人の不幸を願う自分は
すごく冷酷非道な人間なのでは?
と不安に思われる心配はありません。
実は大体の投資家の本音は、
意識、無意識に関わらず。
人道・倫理的に見れば
割とクズな事を考えているモノですよ。
それは
投資家としての自分の考え
であって、
人間としてのあなた
の考えとは別のモノです。
なので当然僕も含めて!
投資系の情報発信者の下衆発言には
唾を吐きかける位のノリで接して、
自身の投資判断においては、
感情を切り離して冷えた頭で考える。
こういった事が重要になるかと思われます。
そんな感じで今回の記事は以上です。
ここまで読んで頂き、
ありがとうございます!
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