ども、料理の仕込みを
軽くミスって凹んでいる犬川です。
食べられなくはない…
けど想定してた味と食感じゃない
ってのは落ちますねぇ…。
さて!今回は久々に投資話です。
昨日届いた、普段なら✅1秒で
削除する楽天証券からのメール。
米国株の積立ランキングについて、
それはやめたほうがいいぞ!!
という部分について、
お話していこうと思います。
![猫山さん](https://fromsaikasou.com/wp-content/uploads/2020/08/paul-hanaoka-URnWOJX8wW4-unsplash-scaled-e1598513141695.jpg)
一体どんな仕込みミスを…?
![犬川P太郎](https://fromsaikasou.com/wp-content/uploads/2020/08/jf-brou-915UJQaxtrk-unsplash-1-scaled-e1598513015320.jpg)
一言で表すなら、
『調味料ドバッ!』ですわ…。
届いた1通の不穏なメール
昨日届いたメール…、
普段は証券会社の営業メールなど
刹那で忘れちゃった
ってするんですけど、今回ばかりは
既にメールのタイトルの時点で
ヤバいわよ!!
という内容がプンプンだったので、
- 庶民の投資家の方、
- 投資に興味がある方、
- これから投資を始める方。
この辺りの方から、
僕と同じ属性の人の一助になれば…
と思い記事を書いています。
2位と3位がおかしい
では何気なく送られた、
楽天証券のメールを見てみましょう。
上記のランキングは、
9月に初めて積立設定をした人の
何を自動積立購入設定したのか?
というものですが…。
簡単にフィルターすると
- 1位:全米株式TEF
- 2位:高配当ETF
- 3位:高配当ETF
- 4位:米国S&P500ETF
- 5位:全世界株式ETF
ていう感じになります。
1位~5位までの5銘柄の内、
4銘柄がバンガード社の販売するETF
って凄いスね…。
![猫山さん](https://fromsaikasou.com/wp-content/uploads/2020/08/paul-hanaoka-URnWOJX8wW4-unsplash-scaled-e1598513141695.jpg)
SPYDのみ、販売が
ステート・ストリート社ですな。
![犬川P太郎](https://fromsaikasou.com/wp-content/uploads/2020/08/jf-brou-915UJQaxtrk-unsplash-1-scaled-e1598513015320.jpg)
まァバンガード社の
絶好調は置いといて…。
1位は納得の大人気指数である、
全米約4000社の株式を詰め込んだVTI!
これは僕も毎月積み立てで購入しています。
4位は全米4000社から更に精鋭
500社まで絞り込んだS&P500指数に
連動して値段が動くVOO!
銘柄は違いますが、
S&P500指数連動の
ETFも
僕が毎月買っているモノです。
5位は全米どころか、全世界の株式を
ギュッと詰め込んだETFのVT!
株式会社という仕組みそのもの、
いわば資本主義社会が崩壊しなきゃ
まぁ大丈夫っていう超安定指数です。
2位と3位がおかしい!
高配当株≠積立投資
これから始めて、毎月定期的な
購入をし超長期間積立する銘柄に
高配当投資は向いていません。
詳しくは当ブログで記事にした、
高配当株でやってはいけない3選!
をご覧頂ければと思いますが、
簡単に言うと
高配当投資≠積立投資
今すぐ配当金(リターン)が欲しい
高配当株投資と、
将来の売却益(リターン)を積み上げる
積立投資では、
99.99%の庶民投資家には
目的とそこに向かう
手段が噛み合ってない!
という事になります。
ゴールポストを遠ざける行為
なぜ食器洗い洗剤のCMバリに
99.99%の庶民投資家には
高配当積立が向いてない!
と僕が言い切れるかと言えば、
高配当投資は買値が全ての
タイミング投資に分類されるから
に他なりません。
自分の理想とする利回りになった時、
自分の理想とする配当を得られるだけの
資金を一気に投入し
配当所得を形成するもの
であって、毎月自動的に
利回りを気にせず購入するものではない!
というのが純然たる事実だからです。
当然今回のランキングの
2位と3位に入っている
VYMとSPYDは定期的に
配当金というリターンを出しますが、
そこにはガッツリ税金がかかります。
しかも米国で10%引かれ、その後
日本でも20.315%引かれるという…。
具体的な例を挙げると、
2位のVYM、こちらの銘柄は
現在表面利回りが3.07%となっています。
これをランキングの平均積立額、
27,022円に当てはめると
3ヵ月に1回、208円の配当金。
そこから税金が引かれ、150円残ります。
これを1ヵ月で割ると、
毎月50円のリターンを得る為に
3ヵ月に1回税金を払いつつ定期積立
というワケが判らん状態になりませんか?
同じく定期積立で資産形成を狙うなら、
税金を払わなくて良い手段の
インデックス積立投資に
同額を投資した方が
最終的なゴールは
近づくのではないでしょうか。
逆に言えば、高配当ETFを
積立投資というスタイルで運用するのは
自分でゴールポストを遠ざける行為…
となる危険性も含まれています。
まとめ
イメージで言えば、
高配当積立投資とは
20年間の間、毎月
3歩進んで1歩下がる投資。
インデックス積立投資とは
毎月3歩分のパワーを貯めて
20年後に一気に進む投資。
20年後、どちらが先の方に立てるかは
火を見るよりも確定的に明らかです。
![犬川P太郎](https://fromsaikasou.com/wp-content/uploads/2020/08/jf-brou-915UJQaxtrk-unsplash-1-scaled-e1598513015320.jpg)
あくまでイメージですよ!
![猫山さん](https://fromsaikasou.com/wp-content/uploads/2020/08/paul-hanaoka-URnWOJX8wW4-unsplash-scaled-e1598513141695.jpg)
厳密にはまたちょっと
違うけどややこしくなるしな。
そんな訳でして、庶民の
投資家の皆様方に置かれましては
投資をする目的とは何なのか?
自分のゴールはどこなのか?
という部分と、
そこに至る為の最も効率の良い手段を
間違えない様にお気を付け下さい。
勿論、ご自身で考えて『納得』があれば
僕の記事なんぞ一笑に付してもOKです。
そんな感じで今回の記事は以上です。
ここまで読んで頂き、
ありがとうございます!
今回のランキング上位80%を占めた
バンガード社の創設者が書いた本です☟
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