【犬川と税金】再登場した金融所得税『増税』のニュース。どうなる庶民！【後編】

ども、久々に
超惰眠を貪ってた犬川です。

今回は3日前を皮切りに、

続々と再登場した恐怖のお便り。

これに対する、

各報道の姿勢と僕の考えをまとめました。

今回は前編の情報を見つつ、

今後の庶民の投資を考える【後編】です。

前提として

まず前提として、

今回の記事は庶民の投資家向けの記事です。

前回の記事はコチラ☟

投資家にとっては
超重要なファクターである、

金融所得税に関してのお話ですので

必然、現政権の政策に対する

意見や考えを述べ、触れる事になります。

しかし大前提としてあるのは、

あくまで投資家としてのお話であり

上記をご理解の上、

今回の記事をお読み下されば幸いです。

現政府の方針『格差是正と分配』

前編となる昨日の記事で、

各報道機関の姿勢をまとめましたが。

度々登場したワードが、

現政府の金融対策方針である

【格差是正と分配政策】です。

端的に言ってしまえば、

『まだそんな周回遅れな事を･･･』

というのが正直な感想ですね。

色々と改変されて使用されているので、

どこかで以下の画像を
見た事ある人もいるでしょう。

トリクルダウンとしての、

富の再分配に関する
金融政策の風刺画ですね。

現実ってこんなものね。っていう。

また最近のニュースですと、

米国のバイデン政権下において

富裕層課税が
否決されている事でも分かる様に

格差は是正されないし、

富は再分配されねぇ。

ってのが日本がお手本にしている

米国の現状だったりします。

既にアメリカがズッコケている、

既存の落とし穴に向かって

全力で突き進んでいるのが
現政府の方針です。

しかも小額しか資産を持たない、

庶民の投資家もまとめて道連れで。

日本の金融所得税は低い？

さて前回の記事にて2社が取り上げていた

自民党税制調査会長である、
宮沢洋一氏の言葉。

一律20%の日本の税率は

「世界的にみても低いのは
間違いない」

我が国における、

金融所得税(一律20%)に対しての言葉です。

ではここで現実を見てみましょう。

上記の画像は、
2019年時点での
先進国における
金融所得税を表したものですが･･･

見辛過ぎるだろ！！

これが自分の住んでいる国の、

財務省が手掛けるHPのお仕事です
ってんだから･･･。

民間の力を借りましょう。

はい、一目瞭然ですね。

どこをどーみたら、

世界と比べて日本の金融所得税が低いのか。

アメリカとイギリス見て下さいよ。

庶民の投資家は、無税だよ！無税！

何でハーバード大学まで出た、
超一流の
政治家様がこんな事も知らないのか？

まさか税金取る為に嘘ついてる
って訳でもないだろうし？

『貯蓄から投資へ』からの？

そもそもが、老後2000万円問題から

年金制度への将来的不安に端を発した

『貯蓄から投資へ』

という政府主導の試みは

NISAやiDeCoを見ても分かる様に、

ちょっと将来ヤベーかもだから、

今の内に投資して自助努力してね！

っていう明確なメッセージのハズでした。

しかし現状の金融所得税増税案を見ると、

貯蓄から投資へ！と言いつつ

若者を中心とした納税現役世代を

投資という狩場へ追い込んで、

集まった所を七面鳥撃ちにする構図
になってませんか？

ただでさえ
本家ISAから改悪されてるNISAが、

24年から更に複雑化するのも
意味不明★だし･･･。

我が国の投資知識事情

さてさて、記事冒頭の

現政権の目指す『格差是正と分配』。

これは上記で説明してきた様に

まるっと幻想だし、既にコケてる政策
なのですが、

これを有難がり、

希望を見出す人達がいるのもまた事実。

分かりやすく言えば、

投資家＝悪の金持ちと思ってる
人々の事です。

実は日本の投資家って、

個人でやってる人は金持ちじゃないです。

それが現代の投資家なので、

なんなら普通の人より貧乏生活やってます。

なんでそんな
苦行みてぇな事やってるかって、

目先のお金と現在の寿命をベットして

将来豊かになる為の
リスクを取ってるってだけですね。

この様な庶民の投資家まで一纏めにして、

投資家が悪い！企業が悪い！
格差是正！富の再分配！

という暴論を支持できてしまうのは、

偏に日本国民の
投資知識が欠乏しているからです。

こんな理不尽極まる現象を。

アンタ、
納得できるのかい？

それが格差是正と分配政策だぜ？

来年度から、ようやく我が国でも

高等学校からの投資教育
が組み込まれますが

と、上手く回る気が更々しねぇ
のが現状ですね。

そもそも政治家が、

『NISAにも課税を･･･』
みたいな事言えちゃう時点で。

まとめ

もう絶望しかねぇよ笑い止まんねぇよ

って状況になっちゃってますが。

多分無い。

ってのが庶民の投資家に
出された結論でしょう。

だって、選挙前には出現してた

最後に残された希望のワードである

【将来的には累進制を検討】

の文字がアラ不思議。

選挙に勝った後に再度出現した、

金融所得税強化のニュースには

1文字も登場しなかったんだからね。

あっ、これアレだ。
最初から
格差是正とか分配する気無くて、

って考えに至るのは
必然じゃないですかね。

じゃなきゃ、

日本の金融税は低いとか言わないし･･･。

最初っから累進制にするハズだし･･･。

こんだけ騒がれても、

一律で投資家から取るって姿勢ですので。

現状の若者たちは、

割とマジで八方塞がりになってますね。

どうするつもりなんでしょうか･･･。

未来が見えねぇよ。

一般的な庶民が何とか見出した

『投資』という希望の光が、

実はトンネルの向こうから走ってくる

電車のランプの光だったっていう。

来年度からいよいよ始動する、

金融所得税強化の議論。

手を合わせて祈り、
見守るしかありません。

もしくは日本を出るか、ですかね。

そんな感じで今回の記事は以上です。

ここまで読んでいただき、
ありがとうございます！

ガッジーラさん、
例のやつオナシャス･･･☟