【ゲームコラム】スマホ版FF11開発中止の正式発表について思う事【他社委託開発】

ども、夜しっかり寝たのに
呪いの如く昼も寝てた犬川です。

今回は、スマートフォンアプリ版
として開発されていた

「ファイナルファンタジーXI R」

の開発中止が正式に発表された事
について。

またそれに伴う、
ゲームIPの他社委託について。

ゲームこそが人生！と自負する

犬川の考えを語らせて頂ければ
と思います。

6年の開発期間を経るも･･･

2015年に開発が発表された、
スマホ版FF11。

当時はスマートフォンの性能も
今ほど高性能ではなく

スマホでMMORPG！？正気か！？

と思ったものの、

我が青春のFF11が
スマホでリブートされる！

というある種の可能性に

ワクワクを押されられなかった
事を覚えています。

当時発表されたスクリーンショットも、

FF14並に滑らかになった
FF11のグラフィックを見て

これは正統な進化になるのかもしれない！

と期待させるものでした。

まぁ･･･結果は
6年という開発期間を経て

結局開発中止って事で
企画ごとコケた

って結末でしたけども。

そもそも開発元が･･･？

2015年の発表時は、多少
歓迎ムードがあったFF11Rですが

そもそもの開発がネクソン。

この時点で
「これヤベーやつじゃね？」
と疑問を持つ人もいました。

僕は当時、
純粋無垢なゲーム青年でしたので

スクエニお得意の
スクショ詐欺も知らず、

ただひたすらにFF11がスマホで･･･！
これは期待！

と思っていました。

その期待とは裏腹に、
続報で発表された

開発途中の画面から
判断できるゲーム内容は

これゴリゴリの
スタミナ消費スマホゲーじゃねぇか！

という不安が付きまとうもの
であったようです。

TCGに転向する方針も？

忘れかけた頃に続報が出る。

それでもリリースどころか
βテストすら始まらない。

そんな
「くらやみのくも」も引くレベルの

暗雲がたちこめていたFF11Rでしたが

どうやら開発方針は
混迷を極めていたようです。

発表当時はMMORPGと謳っていましたが、

途中からキャラ集めゲーじゃねこれ？
と言われる内容になり

開発チームの編成も度々変更され、

一時は
トレーディングカードゲームの要素と

RPGを組み合わせる方針だった
という報告すらあります。

誰がどう考えても、

FF11のスマホ版にそんなん求めてないよ！

という開発スタイルだったようで･･･。

当時のスマホゲームという土台の限界が

そこにあったのかなと思います。

IPを他社に渡すという事

僕は1人のゲームユーザーとして、
基本的に

他社に自社ゲームIPを渡して
開発させる事を

してはならない行為

と認識しています。

これはスマホ版FF11に限らず、
あらゆるゲーム媒体でそうです。

自社開発のものでさえ、

上手にリメイクするのは
困難だと言うのに

それを他社に開発させて
上手くいく方が稀でしょう。

直近の例を挙げると、

デモンズソウルのリメイクがそうです。

原作の雰囲気を大切に、
と言いながら

他社に開発やリメイクを任せても、

良い物は生まれないんですよね。

スマホゲームにする事

CSゲームIPを、
スマホゲームに生まれ変わらせて

大成功した例は･･･

商業的な意味での成功は
パワプロ位でしょうか。

純粋にゲームファンの立場から見れば、

正統な続編じゃなくて
またスマホゲーかよ！

と残念に思う事例が
大多数を占めると思います。

昔遊んだ、好きだったゲームが
スマホ堕ちして

課金ゲー、スタミナゲー、そしてサ終･･･。

となって虚無の風を喰らった
ゲームユーザーは

僕と無限に語り合えると思います。

このCSの人気作をスマホゲーに変えて

「おら、お前ら
コレ好きだろ？金落とせ！」

と言わんばかりの
クソゲーを量産された事が、

犬川がスマホゲーアレルギーを
発症していた原因の１つでもあります。

スマホ版FF11を振り返る

改めて、
世に出る事すら出来なかった
FF11Rですが。

正直、残念な気持ちは
ほとんどありません。

むしろ僕は、
これで良かったとさえ思っています。

上記の例から、どう考えても
成功は困難だったでしょうし

そもそも6年てアンタ。

2015年発表、2016年リリース予定
のはずだったゲームが

開発中止の正式発表が2021年だよ。

中止の第一報は2020年の12月でしたが、

ゲーマー達の反応は
「あ、まだやってたの？」ですよ。

現在のスマホゲーはどんどん進化を続け、

独自のゲーム文化を築き上げていますが

サーバーと超頻繁にデータ通信を行う事が

必須であるMMORPGはスマホで遊ぶには

まだ技術的側面が
追い付いていない気がします。

コンコルド効果で無理矢理作った
歪なFF11Rをリリースして、

その結果ボコボコに叩かれる事が
無かっただけ

僕はこれで良い･･･これで良いのだ･･･
と思わざるをえません。

まとめ

現在僕は、(本家？)

FF11に復帰して毎日遊んでいますが

わざわざスマホで出すまでもなく
面白いです。

FF11Rのスクショも今見ると、
本家FF11と比べても

そこまで
美麗になった訳でも無いという･･･。

じーっと見ると、岩や草木、
ロープの作り込みがかなりお粗末。

デレステやウマの方が
よっぽど綺麗ですよね。

というか
ゲームのグラフィックって、

よっぽど目に負担をかける物でなければ

超美麗だろうが古臭いローポリだろうが
30分で慣れますからね。

なんだが愚痴っぽくなってしまって
申し訳ないです。

でも1割くらいは期待していたんですよ、

スマホで新しくなった
ヴァナ・ディールを冒険する事を･･･。

今回の記事をザックリまとめると、
ゲーム会社は

• 何でもスマホゲーに
  しようとするな！
• 自社IPを他社に明け渡すな！

という主張になりますかね。うん。

本家のFF11の方は
今年の5月で19周年！

僕もやりたい事が山盛りで、

時間が足んねぇよ
笑い止まんねぇよ状態です。

久々にFF11やってみたいなぁ～
って方は、

新規さん、復帰さんに向けた記事も
そこそこ書いてる

このブログをチョチョッと見て貰って！

是非本家のヴァナ・ディールを
楽しんで頂ければと思います！

という訳で今回の記事は以上です。

ここまで読んでいただき、
ありがとうございます！

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— 犬川ポンジマン太郎＠FF11おでん鯖 (@fromsaikasou) February 27, 2021