ども、最高に好きな曲をかけて
クーラーをガンガンに効かせて
前方に広がる入道雲見ながら
車走らせるのは
最高に夏ッスね。犬川です。
今回はゆるっと時間についてのお話。
日本人が、
24時間の内に使える時間。
人生の中で自由に生きる時間。
のんびり生きるための考え方を、
『デッドマンズ論』と称してお話します。
植物の様な人生を・・・。
日本人の労働時間
現代の日本で生きるには、お金が必要。
お金を得る為には、
働かなくてはなりません。
『生きるには=金を稼ぐ』
が現代の基本ですが、
日本人は
もう誰がどうみたって働き過ぎですね。
法律で定められた、
「1日の労働時間はマックス8時間だよ!」
がいつの間にか
「フツーに働く人は
8時間勤務が当たり前」になり
法律で定められた
「月の残業時間は80時間以内」は
(複数月平均6ヵ月以内)
過労死ラインの80時間と全く同数値です。
これを異常だと思わない事が、
最大の異常だという事を認識しましょう。
自分が自由に使える時間は?
現代人は、法の下において
「死ぬギリギリまで働いてOK」とされる今。
あなたが1日の内に使える自由時間は?
一般的とされている、
現代日本の労働モデルを見てみましょう。
朝8時~12時まで勤務し、
1時間の昼休憩。
13時~17時まで勤務し、帰宅。
以上の勤務時間で
キッチリ8時間労働ですが、
拘束時間は9時間です。
更に出勤、退勤時間が合わさり
最強に見える。
帰ってからの後始末や、
明日の仕事の為の準備。
自主的な仕事の為の勉強を含めると・・・。
24時間の内
『仕事の為に使っている時間』は?
ここに必要とされる
睡眠時間6~8時間を足すと?
余った時間があなたの自由時間ですが・・・
1日の半分以上。
つまり人生の50%超を
働く事の為に消費している
事になるでしょう。
社会で生きるには
こんなイカれた状況が今の世の中ですが、
社会で生きるには
集団の規則を遵守する事が必要です。
社会=集団ですから、
集団のルールから
はみ出るヤツは弾き出される
ってのは至って当然の事ですね。
綺麗事だけじゃ
どうにもならない現実が、
でけぇツラして
ハバをきかせちゃってるのが何とも・・・。
現代のこのルールでは、
のんびり生きるのは夢のまた夢。
社会的に死ぬしかない
それでもやっぱり、
時代に則さない人間っているモンです。
そんな人達は、社会的動物である以上
かなり生きづらい目に合ったり、
自己と社会の齟齬に苦しんだりします。
これはもう、
ルールがそうなってるからしょうがない。
一朝一夕で現代の労働環境は
変わりませんし、
いくら声を上げた所で、
経営者が改心する事もありません。
現代日本の場合です。
ストとかしないし、
するなら別の歯車雇うわ
ってなるもんなぁ・・・。
彼らもお金を稼ぐという
社会のルールの範疇でやってますから・・・。
時代と自分がかみ合わない。
そんな人達はどうすればいいのか?
社会的に死ぬしかありません。
モチロン、
犯罪者になるという意味ではなく
良い意味で
現代社会の枠からハミ出す
って意味です。
デッドマンズ論
僕はこれを、
大好きなマンガから言葉を借りて
『デッドマンズ論』
と勝手に決めました。
別に広めるつもりはありませんが。
そのマンガの主人公は幽霊で、
生前の社会の事について
こう考えています。
死んで「魂」だけになる前は
自分の「価値観の中心」は数字だった稼ぐ数字は他人より多い数字
成績の順位は他人よりも少ない数字新幹線は1分でも速くだし
年齢は1歳でも若くだ髪の毛は1本でも多く
荒木飛呂彦短編集
体脂肪率は20%以下
「死刑執行中 脱獄進行中」より
子供の頃にこのシーンを読んで、
メチャしっくり来たのを
未だに覚えていますし
オッサンになった今でも
「未だにこれ変わってないな~」
と思います。
で今の僕は、
上記のあらゆる数字で負けています。
それでも全然構わんぜ!
って確信しているのは、
ただ数字を比べれば
『ずっと他人と競う事』になってしまい
それに使う時間や労力が
心底もったいないと考えているからです。
金も必要最低限あればそれで充分ですし
このまま老いていくのも全然OKです。
速い新幹線に乗りたくもないし、
ハゲ散らかそうが構いません。
正に社会的には死んでいますが、
心はとっても晴れやかです。
良い意味で『足るを知る事』。
『身の程を知り、自分の世界で生きる事』
それが社会的死者になり
現代社会でのんびり生きる方法。
デッドマンズ論になります。
まとめ
てな感じで今回は、
社会と言う名の
ラットレースから脱落して
コースアウトしても
気楽に生きる為の考え方。
『デッドマンズ論』
と称してお話しました。
ある意味では、
仏教の教えに近かったり
ライオンキングの
「ハクナマタタ」に近い意味ですわ。
僕はまだピンピンに生きてますが、
幽霊となったマンガの主人公と
同じ発想で生きるって。
自分でもちょっと笑えますが、
気持ちを楽にもって生きる事の方が
よっぽど大事です。
マジか、こんなヤツがいんのかよって、
何かちょっとでも
考える事の切欠にでもして頂ければ。
てなところで今回の記事は以上です。
ここまで読んでいただき、
ありがとうございます!
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