【映画レビュー】個人投資家の無力さを知る。51分で学ぶリーマンショック前日譚【大暴落】

ども、99%の動物メン。犬川です。

今回は映画レビュー･･･

の皮を被った、投資のお話。

特に僕たち、
庶民の個人投資家が如何に無力なのか。

ってのを、
たった51分で学ぶ事の出来る映画。

【リーマン・ブラザーズ最後の4日間】

を紹介しつつお話していきます。

投資家だけ観よう！

まず今回の記事、一応

『映画レビュー』
のカテゴリーではありますが、

ぶっちゃけ投資に興味がある方。

投資を勉強中の方。

投資家の方以外は
観なくていいヤーツです。

BBC制作の映画で、

ゴリゴリのドキュメンタリー再現映画です。

一般的な映画をイメージした時の、

爽快感や娯楽感は一切ありませんので、

投資とか自分にはかんけーし！
って方は、

誰でも楽しめる映画を観ましょう。

内容は･･･

さて、この映画。

なんとエンドロールを最後まで観ても

51分51秒で終わります。

ちょーお手軽に観て
学ぶ事が可能な良作です。

内容とあらすじは、
もうタイトルのまんまです。

投資をチョロっとでも
齧った事がある人なら、

誰しも知っている
『100年に1度の大暴落』を引き起こした

アメリカの
リーマン・ブラザーズが倒産する、

その直前の4日間を
超史実的に描いた作品です。

『絶対』は無い

当初、リーマンブラザーズは

『まぁ言うて潰れんやろぉ～？』

という立場にありました。

会社の規模や動かしている金額が
巨大になり過ぎて、

＝『Too Big To Fail』の精神となって

ヤバくなっても政府が支援するから安心！

という『絶対』を信じ切っていました。

2021年の今を生きる皆さんは、

この後どうなったのか？
というリーマンの末路と


『絶対』なんて無い
って事を知っているハズですね。

個人投資家の無力

この映画を観てて、僕が強く感じたのは

個人投資家って
無力過ぎワロタァ･･･！

って事です。

経済が動く中心、
市場がどうなるかの切欠。

問題に対応する者、
問題に乗じて動く者。

市場に影響が出て、
実際に株価が動くまでは

トップクラスのエリート達のお話であり、

彼らからしたら

ミジンコ以下の存在である
個人投資家なんてのは、

何の影響も及ぼせない存在
でしかないんだな、と。

この感想は、犬川が提唱している

『暴騰/暴落に理由は不要論』を

より補強する形になりました。

世界は終わらない

劇中で僕が最も
印象に残ったセリフがあって。

あれ、もしかしてウチの会社ヤバくね？

ってなった時の
リーマン首脳陣のセリフで

ウチが潰れてみろ、

国が１つ消える事と同じなんだぞ！



アメリカは潰れて

世界の経済は崩壊する！

ってのを聞いた時、

リーマンショックを
話でしか知らない僕は、

実際の大暴落の影響も
計り知れない程に大きかったけど、


事前の予想？では
地球が終わるみたいな認識
だったんだなぁ。

って感想を抱きました。

これは犬川が実際に体験した暴落。

コロナショックでも
同じ事が起きてたなーと。

事の始まり、
初期のパニック状態の時に出る予想は

実際に起きる悲劇より大きく語られる、
というか。

今でもYoutuberや情報商材屋が、

とか言って煽ってますが、

万が一、米国が滅びても
世界の半分は残る訳ですよ。

経済的に何が起きても、
世界は終わらない。

リーマンブラザーズが倒産しても、

今なおアメリカが潰れていないどころか

世界一の経済大国である事が
その証左でしょう。

まとめ

僕は、このお手軽な時間で
色々学べる映画を

お昼ご飯と夕飯を食べながら
2回に分けて観ました。

超エリートのオッサン(🦍)達が、

未曾有の金融危機を
回避しようと藻掻く様を

メシ食いながら眺める
という非人道的行為。

投資に一切関心の無い方であれば、

50分間ずっと
オッサン達が会議してる謎動画。

ですが投資に関わる方であれば、

何か必ず学ぶ所や得る物がある
ナイス教材になると思います。

ほんとね、
2回ご飯食べながらで完了するんで。

是非観てみて下さい！

識者によると、殆どの出演者が

実在の人物に激似でビビるそうですよ？

てなところで今回の記事は以上です。

ここまで読んでいただき、
ありがとうございます！