ども!犬川です。
PS5どこも予約瞬殺されてて草。
前回はインデックス積立投資における
「何に投資するのか」を担う
インデックス投資について、
その概要をご紹介しました。
今回は、そのインデックス投資を行う上での
メリットとデメリットを
実践して1年以上が経過した
犬川の体験を交えて、解説します。
デメリットを無視すると
危険が危ない。
インデックス投資のメリット
まずはインデックス投資を選択する
メリットからいきましょう。
個人的にインデックス投資の
メリットを総合して言うならば、
「安心感」ですね。これに尽きます。
どのインデックスを選ぶか、
で多少の違いはありますが
よっぽど変な指数を選ばない限りは
インデックス投資は
「投資先が破綻するリスクが無い」
と言えます。
これはインデックス投資の中身、
つまり投資先が高度に分散されている
からこそ実現できるメリットです。
投資の基本である、
長期・分散・積立の分散の部分ですね。
卵は1つのカゴに盛るな。
という投資格言を
忠実に実行していると言えます。
例として挙げるのであれば、
日経平均インデックスを
投資対象として選択した場合、
投資する対象が
日本を代表する225社に分散出来ている。
という事になります。
225社の内の1社が破綻しても、
インデックス全体としてのダメージは
微々たるものです。
100万円投資していたと仮定しても
損失は4445円で済みます。
この225社はもちろん固定では無く、
入れ替わりがあります。
成績の悪い銘柄は除外され、
成績の良い銘柄に置き換わります。
つまり、
日経平均インデックスに投資するという事は
日本経済の発展全体に投資するという事
と同義になります。
言い換えれば、
「投資したお金を丸々失う可能性が0%」
に近いとも言えるでしょう。
一応念の為補足しておきますが、
絶対ではありません。
S&P500インデックスに投資しても、
アメリカが核で滅びれば破綻しますし
全世界株価インデックスに投資しても、
人類が滅びれば破綻します。
リスクなくしてリターンは得られない
というのは投資の真理ではありますが、
心理的に余裕が無いと失敗するのは
以前の記事でも解説した通りです。
自身で選定し、
「この指数であれば大丈夫だろう」
という商品を見つけ
そのインデックスに投資をする。
この過程を経る事で、
他の投資手法とは比べ物にならない程の
精神的安定を持って
投資をする事が出来ます。
次にメリットを挙げると、
ほったらかしでOK
というところでしょうか。
自分の選択したインデックスでの
銘柄入れ替えがあっても、
インデックス投資は
その指数に連動する商品。
その入れ替え内容も、
何もせずとも勝手に反映されます。
これはとっても楽ちんです。
自力で日経平均インデックスの
225社の銘柄を買い揃えて、
入れ替え時の銘柄管理するのを
想像してみて下さい。
その時その場の状況に合わせて、
売ったり、買ったり…
死ぬほど時間と手間を取られますよね。
っていうかやってられねぇと思います。
S&P500インデックスなら
500銘柄の管理。
10倍だぞ!10倍!!状態っすわ。
全世界インデックスだったら・・・
もう絶対管理できないね。
最後のメリットは、
少額スタートが可能という事です。
先に挙げた、
自力で日経平均に投資する場合。
個別に225社の銘柄を
買い揃える必要があります。
これは、莫大な資金が必要であり
一般人には到底不可能です。
っていうかそんな事できるお金があれば
もうゴールしてるわ。
インデックス投資は、
たくさんの個人から少額の資金を集め
その分野の投資先に
細かく分散させる投資法ですので、
莫大な資金が無くても、
細かく分散させた投資が可能という
チートじゃないのそれ?
ってレベルのメリットがあります。
インデックス投資のデメリット
次に、メリットよりも大事な
デメリットについて解説します。
インデックス投資のデメリットは、
正直1つだけだと思っています。
ズバリ、時間がかかる事です。
1ヵ月で資産が2倍に!とか、
1年で資産が10倍に!とかいう
投資に夢みる勘違いした人が陥りがちな、
短期間で爆益!人生一発逆転!ってモンは
インデックス投資においては
100%不可能です。
インデックス投資の
唯一とも言っていい弱点は、
リターンを享受するのに
とにかく時間がかかる事です。
以下の画像を参考に考えてみましょう。
大人気の指数である
S&P500インデックスに100万円投資し、
過去10年間のリターン7%が
今後も続いた場合という仮定での計算で
100万円を3.8倍にするのに、
20年掛かっています。
しかもよく見ると、
半分の10年経過時点では
2倍にギリギリ届いていません。
グラフを見れば一目瞭然ですが、
インデックス投資とは
投資期間が長くなるにつれ
資産増加の加速度が増していく
性質を持っています。
これは複利の力でそうなる訳ですが、
上記画像の例で言えば、
前半の10年では
96万円しか稼げていないのに
後半の10年では
110万円稼いでいますね。
時間として考えれば、
まったく同じ10年なのに
稼いだ金額は14万円も差が付きました。
つまりインデックス投資で富を築くには、
投資期間をなが~~~く取る事が
必須という事ですね。
ちなみに・・・上記の画像の例で計算すると、
100万円を10倍の1000万円にするには
およそ34年かかります。
生まれたてのカワイイ赤ちゃんが
オッサンに変貌するわ。
イヤな計算すんな。
その他、インデックス投資の
デメリットとしては
- 投資対象を細かく選べない
- 任せきりになるので
投資経験が積みにくい - 面白みは一切ない
- 極少額の運用コストがかかる
などが挙げられる事がありますが、
これらは正直に言って些末事に過ぎません。
別に投資マスターになる事であったり、
面白さを求めて投資をする
訳じゃあないからですね。
投資をする目的は、あくまで
お金を増やす事、資産を築く事ですので
その目標に対するデメリットは、
時間がかかる事
それだけ
だと犬川は考えています。
まとめ
簡単にまとめます。
インデックス投資とは
- 小額から投資が出来る
- 分散を効かせる事ができる
- 破綻のリスクを極限まで
抑える事が出来る - ほったらかしで投資が出来る
- 精神的に安心をもって
投資に取り組める
というメリットのトレードオフとして
資産を形成するまでに長い年月が必要
というデメリットがあります。
さて、今回はインデックス投資における
メリットとデメリットを紹介しました。
いかがだったでしょうか。
こんなの知ってたわー!
時間無駄にしたわー!という方。
スマンな。
知識として知ってはいたけど、
改めてデメリットの大きさを
確認できた!よ!という方。
参考にしていただけたのでしたら幸いです。
次回は、
積立投資のメリットとデメリットを
紹介したいと思います。
ここまで読んでいただき、
ありがとうございます!
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