庶民の投資。『小学生投資家』のニュースで見る、情報の取捨選択メソッド。

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投資・金融・経済

ども、暴食を司る魔王、犬川です。

今回は庶民の投資のお話です。

先日からTwitterのトレンドなどで
話題になっている、

2021年7月15日のTwitterトレンド

1年で1000万円稼いだ

小学生投資家』のニュース。

この情報に目を通した時に、

『投資家』はどの様に

情報を取捨選択すると良いのか?

という部分について、

僕なりの考えをお話します。

犬川P太郎
犬川P太郎

豚カツ食べたい・・・。

猫山さん
猫山さん

おっ、共喰いか??

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前提として

普段は、(ゲーム以外の)時事ネタを

あまり扱わないようしてるんですが。

今回はタイミングが良かったので、

あくまで1つの例題として!

以下のニュース記事を対象とした

情報の取捨選択メソッドをご紹介したい
と思いました。

例として挙げた
小学生投資家の方
(現在は中学生投資家)は
実在の人物(という体)ですので、

当然彼個人の生き方・投資法・考え方
そのものを
否定する意志も
肯定する意志もありません。

彼を取材したニュースを、

『投資家』が見た時に

『投資家』はどう考えればいいのか?

という記事ですので、


その点をご了承の上
お読み頂けると幸いです。

一般人の感想

まずは、一般人的な感想を見てみましょう。

今回のニュースに対する、

Twitterのリプや
ニュース記事のコメント等ですね。

肯定的なものでは、

  • この子は凄い!
  • 将来が楽しみ!
  • 小学生で1000万円稼げるなんて!
  • 天才だ!親の教育の賜物!

みたいな意見が多いですね。

逆に否定的な意見としては、

  • 親が金持ちだから
  • 種銭100万円貰える環境だから
  • 金融知識は遺伝で決まるから
  • あほしね(僻み系)

といったものが散見されました。

猫山さん
猫山さん

おいリプ欄にドルジいるぞ!

犬川P太郎
犬川P太郎

釘宮かもしれない・・・。

さて、見て分かる通り。

『投資家』ではない方の考え方は

この人が
何を成したのか】という結果と、


何故それが出来たのか】という因果関係

重きを置いて
考えや感想を巡らせていますね。

もしこの記事を読んでいるあなたが、

『投資家』であるならば、
この考え方はNGです!

投資家の考え

もしもあなたが『投資家』であるなら、

この類いのニュースや情報を見た時には

【結果や因果関係】については

考える必要はありません。

個人のパーソナルな情報。

生き方や考え方、

人種・性別・年齢や
日常のルーティン等は

全て切り捨ててOKな情報です。

注目すると良いポイントは、

どの【投資手法】を用いたのか?

いくらの投資元本でいくら利益が出たのか?

という【リターンの利率】。

この2点にまず思考が行くハズです。

利率と投資対象

まず注目する所は利率です。

いくらの元手で、いくら儲けがでたのか?

の、%の数字を出してみましょう。

この小学生投資家の場合は、

100万円の投資元本を約1年間の投資で

1000万円の利益を上げました。

投資元本が10倍になっていますね。

年率リターンで計算すると、

まさかの年利1000%

投資の神様と称される、

ウォーレン・バフェット氏

平均的年率リターンは大体20%超です。

やべぇよ投資の神様の
50倍投資が上手だよ。

もうこの時点で、

記事閉じてメシを食いに
出かけてもおk
ですが

念の為
投資対象】についても考えましょう。

もしかしたら、

メチャクチャボラティリティの高い投資

成功したのかもしれませんからね。

しかし記事を読むと、投資対象は

伝統的投資手法である株式取引。

はいお疲れっした!

ってのが、『投資家』の考え方です。

投資は規模がモノを言う

投資は規模の世界。

これは当ブログで、
過去何度も言ってますが

1000万円の利益を上げるには、

常識的に考えれば
投資元本は3億円は欲しいですね。

何故ならば、

元本に対して高すぎる利率は
裏を返せば

その分の損失が出る可能性
非常に高いからです。

1年で元手100万から
1000万利益が出る投資手法は、


1年で1000万マイナス
になる可能性もあるのですね。

例えこの記事の方が、
信用取引をせずに

現物だけで1000万儲けたのであれば

ダブルバガーの銘柄

底値で買って2倍になった時に売却する

という行為を
約4回連続で達成する必要があります。

犬川P太郎
犬川P太郎

しかも毎回全資産ブッパで。

猫山さん
猫山さん

アカギかな???

そんなん現実的に考えたら、

まずあり得ないだろJK・・・
となるのが通常の思考。

ならば
信用取引でレバレッジを掛けたら・・・?

となった時に、

あれ?未成年って
信用使えたっけ???

という結論に達するのが、

『投資家』としての考え方であります。

まとめ

という事で今回は、

『投資家』としてのニュースに対する

情報の取捨選択のメソッドを
ご紹介しました。

見るところは、個人の情報ではなく

利率と投資対象】が
1番に考えるポイント!

って事ですね。

ある程度投資の知識を持った方であれば、

今回のニュース記事を読んでも

2分以内に離脱、
もしくはゴシップとして見る

という結論に辿り着くハズです。

一般的に
100万円を1年で110万円にするだけで

メチャクチャ優秀な投資家ですからね。

犬川P太郎
犬川P太郎

利益はたった10万円だけど、

年率は10%のバケモンだ!よ!

猫山さん
猫山さん

この場合元手1億あったら、

1000万稼げるからなぁ。

投資はどこまでいっても
規模の世界です。

もしこの小学生投資家が、
元手1億円あったら。

1年で10億円稼ぐ手法を持っている
事になります。

1年で100万円が1000万円に。

2年目で1000万円が1億円に。

たった3年で100万円が
10億円になるという事です。

僕の結論を
明確に申し上げる事はしませんが、

まぁそういう事
っスよね。

てな感じで、
ん?」と思ったら

利率の数字を出したり、
規模をそのまま変えたりすると

投資家として非常に分かりやすい

情報の取捨選択が出来るのかな、
と思います。

なにかの参考になりましたら幸いです。

という所で今回の記事は以上です。

ここまで読んでいただき、
ありがとうございます!

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