ども、何か早起きしちゃったな。犬川です。
今回は久々に庶民の投資について。
2日前に衝撃と畏怖を伴って
若者世代を中心に駆け巡ったニュース。
金融庁が2023年を目標に、
NISAの根本的な改善を要望。
もしこの要望が通ったら、
庶民の投資はどうなっていくのか?
お話していきますよー。
※庶民の鉄板投資法である、
つみたてNISAを基準にしています。
判り易くする為に、あえて
簡潔に表現する事があります。
免罪符ヨシ!GO!
改善要望の内容とは
では早速、今回金融庁の提出した
NISAの改善要望の内容をチェック!
こりゃスゴイ!!
この改善要望がそのまま通れば、
庶民の生活にも多少の希望が生まれます。
では各項目に分けて、
さらっと解説していきますね。
投資期間恒久化
これはかなり大きいですね!
今まではMAX2028年迄だったものが、
いつまででも投資可能に!
つまり今から積立を始めてももう遅い
というなろう展開になる事を防ぎ、
新しい世代が、
いつ投資を始めてもOK!
という設計になる事になります。
無限の非課税&複利の力で
チート生活して復讐します!
探せばありそうなのが怖い。
非課税期間無制限
ここが1番大きい改善です。
庶民がお金持ちになる事を
最も妨げているのが税金なのですが…
政府、税金
いらねぇってよ。
MAX20年だった非課税期間が、
お前が生きてる限り無税でいいぞ!に。
これの威力は正直計り知れませんね。
20年の非課税積立では、
正直タカが知れてますけども
30~40年無税で積立すれば
ホントに庶民でも老後安泰も狙えます。
えらいぞ伏見の農民。
百万年無税。
ドリフの新刊まだスか?
年間投資枠の拡大
この辺はチョット残念な部分ですね。
新たな成長投資枠とかいう、
わかり難くて複雑な制度にするより
もっとシンプルに!
投資枠の上限を拡大します!
で良かったと思いますね。ウン。
対象年齢引き下げ
これからの日本を担っていく、
若者超優遇制度の実装ですよコレ。
つみたてNISAって、上記の通り
- 最低でも20年経過がスタート
- っていうか30~40年は欲しい
という寿命(時間)を捧げて、
庶民でも豊かな老後を狙える制度なので
積立の開始時期が、
若ければ若いほど有利です。
未成年のうちから積立開始できるって、
いわゆるゴールポストをズラされる
って行為の真逆の超有利展開。
レースで他のヤツより、
ゴールに近い位置でスタートできる!
という事に他なりません。
例えば16歳から積立可能になれば、
56歳になった時には一財産築けますね。
健康寿命の平均が73歳なので、
17年は遊んで暮らせる計算になります。
しかもその間も
複利の力でお金増える。
なかなか良いですな!
庶民の投資はどうなる?
ではここからは、現実のお話。
この改善案が通ったとして、
具体的にはどうなるのよ?ってとこを
超リアルに考えてみましょう。
毎月の積立額は…
庶民の最適な積立投資額は、
今までお伝えして来た通りに
月/33,333円~50,000円ですが、
仮にこれが要望改善されて
年40万円の投資上限額が1.5倍され
年60万円まで積立可能になると
庶民の投資最適解は月/5万円~になります。
毎月5万円を最低20年、出来れば
30~40年捻出し続ける経済力が必要で
一般的に考えるとなかなか…
難しい所かもしれません。
しかしこれでも『最低限』なのが
投資の世界ですので、
ギッチギチに熟慮した上で
行動に移したいですね。
若者超有利社会へ
と、ここまで読んで下さった方であれば
何となくお判りになると思いますが、
つみたてNISAやインデックス積立投資は
若ければ若いほど有利に働きます。
っていうか、誤解を恐れず言うなら
ぶっちゃけ40台から上ですと超厳しい。
20年というスタートラインに
立った時点でスデに60歳、
そこから+10年である程度
資産は形成される見立てですが、
3年しか健康寿命が残されていません。
その辺の詳しい事は、
こちらの記事で解説していますが
今の40~上の世代は年金で、
それ以下の世代はつみニーで、
それぞれ老後を何とかしてくれ
っていう御上の意志を感じますね。
まとめ
そんな訳で今回は、
要望がそのまま通れば
物凄い改善になるぞ!っていう
庶民の投資家の味方である
つみたてNISAの新たなる展望について
現実的な側面からお話しました。
や、これもスゴク大事なのですが…
いいから免税だ!(湘北)
って感じではありますけどね。
アメリカやイギリスのように、
年/数百万円程度の金融所得は
非課税にするっていう本場のノリなら…
これからの日本を担う若者世代も、
未来に希望を抱けるんですけどねー。
ぴょぷぷー。
そんな感じで今回の記事は以上です。
ここまで読んで頂き、
ありがとうございます!
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