ども、犬川です。
今回は、2021年9月(Q.3)の配当。
2日前の25日に米国高配当ETFである
SPYDから配当金
が振り込まれましたので
その金額の公開と、前回までとの比較。
SPYDに対する現在の考えを語る記事です。
![犬川P太郎](https://fromsaikasou.com/wp-content/uploads/2020/08/jf-brou-915UJQaxtrk-unsplash-1-scaled-e1598513015320.jpg)
むむむ。
![猫山さん](https://fromsaikasou.com/wp-content/uploads/2020/08/paul-hanaoka-URnWOJX8wW4-unsplash-scaled-e1598513141695.jpg)
何がむむむだ。
202109月(Q.3)の配当金
いつ見ても嬉しいメール。
配当金のお知らせ通知が
楽天証券から届きました。
ワクワクでメールを開くと、
SPYDからの配当金通知です。
ふむふむ・・・
今回の配当金は・・・
税引き後で
6.40USDですね!
金額的にショボすぎワロタ
ってのは前期と変わらないですが、
あの・・・えっと・・・
2期連続で減配してない?
1ヵ月あたり、日本円換算で・・・
・・・さ、さて。
今回のSPYDからの配当金。
SPYDは約3か月に1回。
年に4回配当金を出すスタイルです。
今回の配当金は
1ヵ月あたり何円になるのか?
軽く計算してみましょう。
まずは今回振り込まれた
6.40USDを日本円に替えます。
現在のドル円相場は
1ドル=110.72円です。
6.4USDx110円=704円
ここから1ドルあたり
25銭の為替手数料がかかるので
704円-(6.4x0.25円)
=702円
![犬川P太郎](https://fromsaikasou.com/wp-content/uploads/2020/08/jf-brou-915UJQaxtrk-unsplash-1-scaled-e1598513015320.jpg)
ざっくり計算ですヨ。
今回の配当金を日本円にすると、
手残りで702円。
(前期比-2.77%)
これを3ヵ月で割るので
1ヵ月当たり
234円の不労所得
となります。
1ヵ月に1回、
ドラッグストアの箱マスクが買えますね。
![犬川P太郎](https://fromsaikasou.com/wp-content/uploads/2020/08/jf-brou-915UJQaxtrk-unsplash-1-scaled-e1598513015320.jpg)
50枚入りなら、
1日1マスクで無限に増えるな!
![猫山さん](https://fromsaikasou.com/wp-content/uploads/2020/08/paul-hanaoka-URnWOJX8wW4-unsplash-scaled-e1598513141695.jpg)
??????
ちなみに・・・
この不労所得を得る為の
投資元本はざっくり98,000円です。
10万円で、毎日無限増殖マスクですよ!
![猫山さん](https://fromsaikasou.com/wp-content/uploads/2020/08/paul-hanaoka-URnWOJX8wW4-unsplash-scaled-e1598513141695.jpg)
?????
????????
SPYDの分析
さて、犬川の食うにも困るレベルの
配当金は置いといて
SPYDの分析をしていきましょう。
配当履歴
今までのSPYDの配当履歴がコチラ。
じゃんっ!(CV:東北きりたん)
こうして見ると、今期の配当は
また減配か・・・。
って少々どころか、
かなり萎え~って感じの配当したね。
単価の欄を下から見ていくと、
- 2020年は減配→減配→減配→増配。
- 2021年は増配→大減配→減配
となっている事が分かるかと思います。
今年は残す所あと1期ですが、
2年合わせても増配が
減配の40%程度しかありません。
つまり減配が過半数を占めている
という状況ですね。
3%の減配・・・!
今期のSPYDの配当金は、
またもやSPYDのボラの激しさが
モロに浮き出た結果となりましたね・・・。
前回との比較での
減配率を見て見ましょう。
じゃんっ!(CV:東北きりたん)
前回の2021年06月との比較ですが、
減配率は3.09%です。
前期ほどの超ド級大減配程では無いにしろ、
それを回復する所か継続、更に減配!
と捉える事も出来ます。
ちょとsYレならんしょこれは・・?
連続減配の恐怖
今回の減配を
具体的な金額で表してみましょう。
1ヵ月あたり税引き後20万円の配当を
得られる
SPYDを保有している方の場合。
毎月の配当金は20万円から
19万3820円まで減少します。
・・・たかが6180円じゃないか。
そう思われませんでしたか?
2021年の7月~9月中旬に、
この保有数を買付けした場合は
確かにマイナスは6180円です。
しかしそれ以前にSPYDを
上記の条件で買い付けしていた場合。
前期で37.29%の
超減配を漏れなく喰らっています。
その場合、毎月20万円だった配当金は
12万5420円となり、更に!
今回そこから3.09%減配なので
毎月の配当金は20万円→12万1544円
となります。
連続して減配する事が、
どれだけ配当金を容赦なく削るのか。
数字にすると
判りやすいかと思います。
現在のSPYD
最後に現在のSPYDの
価格の推移を見てみましょう。
イヤ・・・
お話にならねンだわ・・・。
![猫山さん](https://fromsaikasou.com/wp-content/uploads/2020/08/jf-brou-915UJQaxtrk-unsplash-1-scaled-e1598513015320.jpg)
金あっても買わねンだわ・・・。
株価自体は3ヵ月前と比較して
-1.3ドル値下がりしています。
しかしこの下がり自体、
直近の中国のアレの影響であって
週足チャートで見れば
株価は上昇、配当は減配という
ホントにコロナ禍から
金融市場は回復したんですか?
と問いたくなる様な結果
となっています。
まとめ
という感じで、
2021年の3回目の
SPYDの配当金公開記事でした。
この状況で買う人おるかー?
何度も何度も言い続けていますが、
高配当投資で
なによりも優先させる要素は
配当金の安定性です。
それは、前回37.29%の減配。
今回は3.09%の減配と来たところに、
その数値の合計である
40.38%の神増配が来ても!
元の配当金には戻らないからです。
今回の記事の例でいえば、
20万円→12万1544円となった配当は
40.38%増配しても17万0623円となり、
元の20万円より3万円も減少したままです。
元の月20万円の配当に戻すには、
65%の増配が必要です。
中々厳しい現実が続いていますが、
だからと言って手放すという選択肢は
そもそも存在していません。
買ったら二度と手放さない。
ガチホなんて言葉では生温い。
そんな強い意志が、
SPYDの購入には必要である気がします。
それでは今回の記事は以上です。
ここまで読んでいただき、
ありがとうございます!
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