ども、色々と悟りをひらきそうな犬川です。
今回は生活する上で身近な経済のお話!
誰もが社会性を維持する為に継続する
友達付き合いや、
親戚付き合いなどにおいて
- お金の報酬はNG!
- 低報酬は人類悪!!
という内容を、
科学的根拠と僕自身の体験談
を交えて解説します。
銭ゲバのお話ではなく、
行動経済学のお話です!よ!
円滑な人間関係を
維持する為の知識、かな。
高報酬or無報酬の2択!
記事タイトルでは、
『お金の報酬はNG!』としていますが
厳密には人付き合いにおいて、
何かして貰った・お世話になった
という際の
金銭的な報酬は
高報酬か、完全な無報酬かの2択
というのが正確な事実です。
しかし友人関係や親族との付き合いは
基本的には無限に続いていくものですので
高報酬を選択した場合、
富裕層でない限り途中で破綻するので
実質的には人間関係における
お金での報酬はNG!
となるのが現実的な結論になります。
適正報酬は算出不可能
『適正な金額の報酬』ではダメなのか?
という疑問がある方もいるでしょうが、
基本的に何かをして貰った場合の
適正金額を算出するのは不可能です。
- 自分には出来ない技術
- 自分では分からない知識
- なにより相手の貴重な時間
この3つに対しての
適正な金額は測れるものではなく、
まさに自分が考える適正額を
大幅に超えるのがある意味では適正金額
と言っても過言ではないでしょう。
この3つに対して報酬を渋るなら
ご自身でどうぞ、
って話になるしな。
『時間=寿命』であり、
何億円積んでも戻せない
不可逆の最重要資産です。
低報酬が人類悪な理由
適正額は算出不可能、
かといって高報酬は経済的に・・・
という場合において、
最も最悪な行為が
『低報酬の金銭報酬を渡す』事です。
まぁこれくらい渡しとけばええやろ
ってレベルの金銭報酬を繰り返すと
人間関係はいとも容易に破綻します。
これは僕や若い人達が、
お金に汚い!意地汚い!という訳ではなく
心理学的にも、脳科学的にも、
人間ってそういう仕組みになっているから!
というのが原因になります。
ではそれぞれ詳しく解説してみましょう。
認知的不協和の効果
まず低報酬を渡す事によって、
人間の脳に何が起きるのか?
というのを実験したのが
今から60年前の事です。
通称『1ドルの報酬実験』というもので、
簡単に説明しますと
- 人々に退屈な作業をさせる
- 20ドル・1ドル・無報酬に分類
- 面白かった!という感想を求める
この実験を行った結果起こるのが
20ドル(高報酬)の人と無報酬の人は
要請を無視して
素直に『退屈だった』と言った。
1ドル(低報酬)の人は、
退屈な作業を『面白かった!』と言った。
というものです。
この時低報酬の人の脳に
何が起きたかと言うと、
- 作業クソつまらんわ~
- けど報酬はたった1ドルゥ!?
- こんなのおかしいよ!!
- そうだ、作業は面白かったんだ!
- だから1ドルでもおかしくない!
という思考回路が働きます。
割に合わない事をさせると
人の脳は自分の認知すら歪ませる。
という事ですね!恐ろし過ぎる。
これが所謂ブラック企業の
『やりがい搾取』の仕組みです。
わぁ!人類悪顕現!
アンダーマイニング効果
次は心理学的な方向から考えましょう!
行動心理学の分野には、
アンダーマイニング効果
というものがあります。
ものすごくザックリ説明すると・・・
- 人々を2つのグループに分ける
- それぞれ『清掃』を行ってもらう
- 片方のグループにのみ金銭を渡す
この実験の結果起こるのが、
金銭的報酬を渡されたグループは、
お金が発生しないと『清掃』しなくなる
というものです。
分かりやすい例で言えば、
『清掃ボランティア』の活動において
無報酬のボランティア(志願)において
人は清掃のモチベーションを保てるが、
そこに金銭が発生すると、途端に
清掃するモチベーションが低下する。
という感じですね!
つまりこれは、
0円の方が低報酬の金銭より、
人を動かす力が強い!
という事の証左です。
人の感謝・自己満足>>>低報酬
って事ですね~。
モチベーションの
種類が変わるんだな。
犬川の実体験『侮辱』
はい、以上を踏まえた上で
今日こそはFF11の記事を書こうと思ったのに
この様な記事を書いてる
原因がコレですね!
具体的な内容は流石に避けますが・・・
- 半日程度の時間を費やし
- 約30万円の利益を発生させ
- 懇切丁寧に説明し
- あらゆる手続きの代行をして
- その報酬が時給216円
という超イベントが起きたのが今日です。
いやはや、見事に上記で解説した
人付き合いで悪い手段を全て使われました。
恐らく本人に
そういう気は無いでしょうが、
僕の知識・経験・技術・交渉の価値は
あなたにとって時給216円なんですね。
というある意味での
『侮辱』すら感じました。
これならまだ、みかん1個🍊渡されて
心から感謝された方が
億倍良かったですね・・・。
まとめ
てな感じで今回は、
人付き合いをするなら
お金の報酬はNGですよ!
という内容を、
脳科学・心理学・実体験
の面から解説しました。
ま・・・ケースバイケースでしょうが、
直接お金のやり取りをする事を
何となく忌避する日本の文化にも
ちゃんとした理由があるんだぜ!
って事ですね。
贈り物の値段を
分からない様にしたりね。
あぁ~、あるあるだなぁ。
今回の件において、
下手に低報酬を渡してきた相手は
- 自由に時間の都合がついて
- 分からない事を全自動で
- 代行できる便利な召喚獣
との縁を永久に失う事になりました。
もう2度と赴きませんし、
電話も無視します。
精神的にグッタリ疲れますねホントに・・・。
頼み事をされる立場の方は、
こういう人は真・スルーでいいですよ!
時間という最も大切な資産を
永続的に毀損する事になりますからね!
そして頼み事をする立場の方。
どうか、低報酬だけはやめておきましょう。
ゴリッと金を握らせるか、
金額不明の物品を渡すか、
心からの感謝を伝えるか。
いずれにせよ、
相手の時間を貰っているという事は
忘れない様にしたいものですね。
そんな感じで今回の記事は以上です。
ここまで読んで頂き、
ありがとうございます!
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