庶民ほどFIREがほぼ不可能な理由『強制独身』

ども、未だに魔法都市ガリランド

の文字列で草生える犬川です。

竜騎士いっぱい住んでるトコを

想像しちゃってダメですわ･･･。

さて今回は久しぶりの

地獄の様な現実を突きつける記事！

庶民ほどFIREがほぼ不可能な理由

という、もう身も蓋も無い

事実陳列罪シリーズの第4弾。

強制独身について、

お話していこうと思います。

前提として

前提として今回の記事では、

いわゆる家族・親族について深く触れます。

それによる表現は、
あくまで
一般大衆の多数派に依る物として

現代のジェンダー/LGBTTQQIAAPに関する

事項とは切り離して考えて下さい。

前回までは

さて前回までは、

庶民ほどFIRE出来ない理由を

• 資産規模
• 寿命と時間
• 生活水準

と３つのカテゴリーに分けて
解説してきました。

その辺の詳細は、

以下の記事リンクから全て見れます。

そして今回は、
更なる理由の１つとして

FIREを実行するには、

独身を強制される事がほぼ確実である

という部分を詳しく解説していきます。

FIREするなら強制独身

いやいや、なんでFIREするなら

独身を強制されねばならんねん！？

と思われる方もいるかもしれませんが、

順を追って１つずつ現実を見てみましょう。

基本的に庶民がFIREを達成するには

かなり厳しい条件を
満たさなければなりません。

上記リンクの内容の通り、

独身の生活規模ですら
5000万～7500万円必要。

どうでしょうか。

子育てFIREはいくら必要？

もし自分1人の資産で

家族の生活を支えると仮定すると

一般的な子育て世代の世帯年収の

中央値が672万円とされています。

なんと
1ヵ月で56万円もの不労所得
が必要です。

ナメてんのか？無茶苦茶ですね。

これを達成するには、

米国株を年利4%で運用して

2億3500万円の原資が要ります･･･。

夫婦2人で完全に同じ価値観、

同じ未来を見据えていたとしても

1人頭、1億1750万の資産･･･！

このレベルの資産家でなければ、

FIREしつつ結婚・子育ては不可能です。

教育費用

表現としては物凄く乱暴になりますが、

子供を持つというのは
ある意味では負債です。

しかしこと個人の金融的観点で見ると、

明確に多大な出費を
強いられる事になります。

出産・育児・教育にかかる費用は

年々増大傾向にあります。

2億3500万あっても

生活が苦しいっつってんのに、

これじゃあ子供1人いるだけでFIREなんて

『何言ってんだコイツ』状態になります。

自分の子供にさせたい事も出来ず、

子供が選びたい進路も選べず･･･。

自身の子供に苦労を負わせつつ

それでもFIREしてぇって親がいたら

ガンジーでも助走付けて殴るレベルですね。

介護費用

さてあなたが一般モデルの社会人であれば、

ご両親が健在である事かと思います。

あなたのご両親は、

子供の援助なしに全てを賄えますか？

ある程度裕福な家庭で、

子供の世話なぞ不要！老後資金バッチリ！

となる場合は良いのですが･･･

一般的な庶民であれば、大多数が

という連綿と受け継がれる

流れの中で生きているかと思います。

老いた両親の介護費用は、

FIREの達成を大きく妨げる要因となります。

日本の介護問題は根深く、

一概にこうであるとは言えませんが

現代の感覚で言えば

ホームに預ける場合1ヵ月10万円～

という費用が発生します。

余裕を持ってFIREしたい場合は

7500万円では到底不足してしまいますね。

まとめ

以上の事から、

FIREを目標に据える場合は

親・子供と切り離された生活。

強制独身の人生を歩む人の手段の１つ

という事になります。

勿論、メッチャ節約する家系であったり

何でも自分達で作ったりする家系であったり

はたまた家庭を持っても余裕な、

莫大な規模の資産があれば。

孤独は回避できます。

ただ現代日本人の、

一般的な庶民に当てはめて考えると

強制独身人生が苦でもない人でもない限り、

庶民がFIREするのはほぼ不可能。

っていう現実になるかと思われます。

孤独を回避するもの、と考える時点で

日本でFIREする適正は低いでしょう。

世知辛すぎる･･･。

そんな感じで今回の記事は以上です。

ここまで読んで頂き、
ありがとうございます！