【前編】どのインデックスを選ぶ？万人向けは全世界。

ども、犬川です。
PS5の予約無理じゃねこれ？

前回はインデックス積立投資を
とにかくやろうぜって話をしました。

今回は、では具体的に
どの商品を選んで積立をすればいいのか。

前後編に分割して、各投資商品の特長を

具体的に解説していこうと思います。

前提として

今回の記事の前提として、

楽天証券で購入、積立のできる
インデックス商品となります。

これは単純に、
犬川が楽天証券を利用しているからです。

こちらの記事でも紹介させて頂きました。

ネット証券は色々とあり、

各会社が個性的なサービスを
展開していますが、

庶民が投資をする上で
1番向いているのが楽天証券です。

それは、
楽天経済圏でのシナジーがあったり

楽天市場で貯めたポイントが
投資に使えたりと

色々なメリットはあるのですが、
1番のオススメポイントは

投資をした事がない人でも

使いやすい！見やすい！分かりやすい！

と3拍子揃ったネット証券サイトだからです。

ですので今回の記事は、

楽天証券を使って
インデックス積立投資をする

という前提になりますのでご了承下さい。

万人にオススメ出来るのは、全世界投資

さっそく、
どのインデックスを選べばいいのか？

ズバリお答えしましょう。

万人にオススメ出来るのは
全世界投資です。

これがインデックス投資の中で

1番安全性の高い指数になります。

全世界インデックスとは、

世界経済が今後も成長していくであろう

という前提の元に、文字通り

「世界の全ての株」を
ちょっとづつ保有する

というものです。

言い換えるなら、

世界の経済が発展する
＝あなたの資産が増える

という投資商品です。

どれだけ安定性が高いか、
お分かり頂けるかと思います。

もちろん、その時その時代の情勢に合わせて

自動で各国の銘柄比率を
良い感じに組み替えてくれます。

インデックス積立投資で、

全世界株式指数を選択して損失を出すには

資本主義が崩壊したり、

世界経済が停滞し人類の進歩が止まる

といった要素が必要になります。

人類規模になっちゃったよ。

でも、損する方が難しく思えるでしょ？

言うて、本当に
資本主義が崩壊したら株や投資どころか

あらゆる金融資産も終わりますからね。
貯金とかも吹き飛ぶよ。

全世界投資は、地球上の
全ての会社を味方にする投資です。

では実際の商品を紹介していきましょう。

楽天・全世界株式インデックス・ファンド

楽天VTの名称で知られている投資信託です。

楽天・全世界株式インデックス・マザーファンドを通じて
主にバンガード・トータル・ワールド・ストックETF
に投資する商品です。

長いし何のことやら全然分からんぞ！
って感じですよね。

まぁ簡単に言うと、

楽天を通して世界全体に投資しますよ

って商品です。
ざっくり特長を見ていきましょう。

まずは純資産額。これは圧倒的ですね。

490億円集めて運用してるって事ですが、

楽天証券での全世界を対象とした
投資信託で堂々の1位です。

当然、つみたてNISA対応で
100円からでも投資できます。

なんなら小学生のおこずかいを
ご両親が預かって
代わりに
投資してあげられるレベルですね。

缶ジュース買うより安く
全世界に投資できる時代ですよ

そしてこれまでのトータルリターンは、

1年実績で6.34%。

世界中に分散を効かせて
安定性をとった上で、
このリターンは
素晴らしいの一言ですね。

つみたてNISA分の3.3万円を
このリターンで
20年運用すると
1554万円になります(利益762万円)

運用費用は、年間0.212%

100万円投資していたら、
1年で2120円ですね。

まぁ、対象が全世界なので

ギリッギリで許容範囲内でしょう。

犬川は、必要経費が0.2%を上回ったら
高いと評価します。

eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)

こちらも人気の、

イーマキシススリムシリーズの
全世界株式版です。

言ってて噛みそう。

eMAXIS Slimは、
とにかく運用費用最安を目指す

という目標を掲げている三菱UFJ国際投信の
人気商品シリーズです。

こちらは、

三菱UFJ国際投信を通して
全世界に投資しますよ

という商品です。

特長を見てみましょう。

純資産額も1位の楽天VTと比較し、
30億円の僅差です。

当然の様に、つみたてNISA対応で
100円からでも投資できます。

そしてこれまでのトータルリターンは、

1年実績で7.00%。

全世界投資で年率リターン7%って
ヤバいからね？
神龍にお願いした？
ってレベルのハイリターンですよ。

つみたてNISA分の3.3万円を
このリターンで
20年運用すると
1674万円になります(利益882万円)

運用費用は、年間0.1144%

100万円投資していたら、
1年で1144円ですね。

安ッ！！！！！！！！

え？ホントにこれ全世界だよね？

ってレベルの運用コストの安さです。

尚、同じシリーズに

eMAXIS Slim全世界株式(除く日本)
という商品がありますが、

全世界に投資するという目的の場合、

こちらはあまりオススメしません。

地球上、全ての株式に投資する
という目標がブレるからですね。

もし(除く日本)を選択する場合は、

万が一これからの将来で
日本の経済が急成長しても

後悔しないように覚悟して
購入して下さい。

ＳＢＩ・全世界株式インデックス・ファンド

ネット証券No.1で有名な、
SBIが運用するファンドです。

【愛称】雪だるま(全世界株式)

はい、もう言うまでもなく

SBIアセットマネジメントを通して
全世界に投資する

という商品ですね。

はい特長ドン！

純資産額がちょっと
心もとないレベルですね。

しかし、出来て当たり前でしょ？
と言わんばかりに
つみたてNISA対応で
100円からでも投資できます。

そしてこれまでのトータルリターンは、

1年実績で6.06%。

上記２つと比較すると･･･
どっちつかずな印象かも？

いや充分ハイリターンですけどね！

全世界で年率リターン6.06%って。

つみたてNISA分の3.3万円を
このリターンで
20年運用すると
1506万円になります(利益714万円)

運用費用は、年間0.1102%

100万円投資していたら、
1年で1102円ですね。

今回の3種の投資信託の中で
現在最安値の運用コストですね。

eMAXIS Slimと運用コスト
0.0042%しか変わらないのに

リターンの差は0.94%あるのは･･･
まぁうん。はい。ね。

一応紹介はしました的なね。

まとめ　結局どれを買う！？

という事で今回は、

全世界株式インデックス

の投資商品を3種類、紹介しました。

まぁ実質2種類だった気もするけども。

ぶっちゃけた話、どの商品を選んでも

運用を任せる会社が違うだけで、

何に投資するかってのは殆ど一緒です。

つまり、どの商品を選ぶかは

運用会社の特長で選択する事になります。

ここからは犬川の独断と偏見になりますが、

結局どの商品を積立すればいいの！！
はよ言え！

と問われれば、犬川は

楽天VTでおｋ

と答えます。これは、

三菱UFJ国際投信が
「eMAXISシリーズ」を運用販売していて、

後から「eMAXIS Slimシリーズ」を追加した

という過去があるからですね。

これちょっとアカンな、と思うんですね。

事実、Slimシリーズが出る前から

三菱UFJ国際投信を信用してeMAXISを
積立してた人からすると

後出しで
もっと運用コストが安い別シリーズ
が出ちゃった

って事なんですよ。

乗り換えるにしても、タイミングを計って

eMAXISを売ってeMAXI Slimを買いなおす
必要があった為

苦労した人もいたようです。

こういう過去があったので、

20年という長い単位で付き合うには
少しどうかな？と思いました。

また同じような事が起きたら怖いな。

それなら過去から現在を比較して、
信用がおける
楽天VTと
長く付き合った方が気が楽かな？

というのが犬川の思考です。

敢えて１つ選ぶなら、楽天VTってだけで

別に１つに絞る必要もありません。

3万円を1万円づつ分けて、
今日紹介した
３つの商品を
均等に積み立てても何の問題もありません。

最後は、やはり
自分で選択する必要がありますので

そこはご理解下さい。

インデックス積立投資は、

結果が報われるまで長い年月がかかります。

お前の言う通り全世界株式インデックスに

投資したら損したぞ！！

というクレームは、

20年後からの受付になりますので
ご了承下さい。

次回は、犬川が実際に
積立している商品を紹介します。

今回はあくまで万人に向けた
1番安定性の高い商品の紹介で、

犬川は全世界株式インデックスには
投資していません。

もう少しだけリスクを取った
投資対象を選択しています。


次回、しろくまちゃんの米国株に全賭け。

ここまで読んでいただき、
ありがとうございます！