【庶民の投資】投資信託の値下がりを『乗り切る』という言葉の滑稽さを認識しよう。

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投資・金融・経済

ども、コーギーの尻を眺めるだけの

仕事とか無いスかね?犬川です。

今回はここ最近の株式市場の

下落調整的な値動きによる

投資信託の値下がり。

及びそれに関する

各証券会社や情報発信者の

『この値下がりをどう乗り切るか!?』

という謎すぎる言葉の滑稽さ

データに基づいて認識しよう!

というお話をしていきます。

犬川P太郎
犬川P太郎

いいから寝てろ

ってのが結論ではあります。

猫山さん
猫山さん

最速の人でも、まだせいぜい

5年経つかそこらですしね。

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投資信託=ワイン

まず今回のお話を分かり易くする為、

この記事内では投資信託=ワインとします。

単純な例え話なので、厳密には

違う箇所もありますがご了承下さいね!

皆さんが毎月買っているのは、

決して腐らず、時間が経てば経つほど

熟成してその価値が上がるワインボトル

そう考えると、

投資信託の特徴が理解しやすい
かと思います。

長く我慢すればするほど、

ボトル1本の値段が吊り上がっていく。

まさに夢のビンテージワインですね!

庶民は20年先が『スタート』

そして我々庶民が1月に買える、

ベストなワインボトルの値段

3万3000円~5万円程度である事は、

以下の記事で過去に解説しました。

これを自動積立設定し、

機械的にワインボトルを積み上げていく。

それが庶民の出来る、

鉄板の投資方法になります。

そしてそれらのワインボトルが

ビンテージワインに変化して、

最低限売り始める準備が整うのが

ワインを買い始めてから20年後です。

20年後にゴール!ではなく、

20年後がようやくスタート地点である

という事は
強く認識する必要があるでしょう。

場合によっては追加で更に10年以上!

ボトルを積み上げ寝かせる事も

十二分に考えられる事態です。

イメージ的には20~30年かけて

毎月1本ずつワインボトルを買い

最終的には以下の状態まで育てたら

少しずつ開封して、

ワインボトルを売っていく側に立つ。

というイメージです。

投資信託の値下がり状況

ふぅ。

すいません、前置きが

長くなってしまいましたね。

では現在のワインボトルから、

僕が実際に買っている銘柄の値動きを。

それぞれ確認してみましょう。

犬川P太郎
犬川P太郎

チャートはどちらも、

設定来のものになります。

猫山さん
猫山さん

ここからようやく本題ね。

楽天VTI

楽天証券で取り扱いしているVTI、

(全米4000社)が詰まったワインボトルです。

この銘柄のワインボトルの

販売が始まったのが2017年。

現在売り出し開始から5年目になります。

最低でもあと
15年は寝かせるボトルですね。

さてこれが今、値下がりしている…と。

正直な話、どこが!?
って感じですよね?

設定時の1本10,000円の基準価格は

7/26(昨日)の時点で19,556円になってます。

たった5年で約2倍にまで

値上がりしてしまいました。

eMAXIS Slim(S&P500)

全米4000社から、更に
ぶとう畑を絞り込み
500社に厳選した
ワインボトルがS&P500です。

この銘柄が売りに出されたのが

2018年の7月ですので

現在売り出し開始から4年目となります。

最低でもあと
16年は寝かせるボトルですね。

こちらも今、
値下がってるらしいですが…?

嘘つけお前!
って値段の推移ですよね?

最初期の1本10,038円だった基準価格は

7/26(昨日)の時点で
18,994円になっています。

たった4年で約1.9倍にまで

値段が上がっちゃってる状態ですね。

値下がり=ボトルの安売り

さてさて、投資信託が現在

下落傾向にあり投資家は悩んでいる…

との事らしいのです。

何を悩んでいるかって、

今までに買ったワインボトルを

これ以上値下がりしない内に売るか?

ってコトなようですが…。

ここまで記事を読んで下さった方なら、

何言ってんだコイツ。

(CV:東北きりたん)

って感じていただけるかと思います。

更に言えば、現在証券会社を筆頭に

各投資系メディアが声高に叫んでいる

この投資信託下落相場を

どう乗り切るのか!?という言葉。

このワードにも、違和感しかねぇよ

塩が足んねぇよ笑い止まんねぇよ

と思われる事でしょう。

乗り切るも何も、今はただ

ボトルを積んでいくフェーズ。

売るのは最低でも15年以上先だし、

今の値下がりは単純に!

毎月買い付けるワインボトルが、

いつもより安く買える期間じゃん!

ってのが現実です。

何を悩み、何を売ろうと言うのか?

まとめ

そんな訳で今回は、

何をそんなに騒いでるの?

っていう庶民の個人投資家の、

投資信託の下落についてを

各銘柄をワインボトルに例えた

今起こっている状況のお話でした。

安く買って高く売るが基本なのに、

値下がってる今売ってどーすんだ?

庶民は時間を捧げて、
安ワインを
ビンテージワインに変えるんです。

まだ熟成の足りてないワインボトルを

焦って手放すな!!って事ですね。

今回のお話を頭の中で考えてる時は、

投信をチーズに例えようとしてたんですが

いざ書き始めてみると、

どうもしっくり来ず…。

どー考えても
ワインの方が分かり易かったので

80%くらい完成した所から
消して書き直しました。

うん、そんな日もあるよね…。

って事で今回の記事は以上です。

ここまで読んで頂き、
ありがとうございます!

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