実は不要?楽天フェムトセル、Rakuten Casaはいらない理由3選

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生態レポート

ども、犬川です。

もう秋のターン終了か?
って感じの寒さですね。

今回は楽天の家庭用小型フェムトセル、

Rakuten Casa現状では
不要である事の理由3選
をお話します。

特に楽天モバイルエリア外であったり、

パートナーエリアのau電波が入りにくい
地方の方でも

Rakuten Casaが必要な方は
相当限られた人になるでしょう。

気になる方は、是非今回の記事を
チェックしてみて下さいね!

犬川P太郎
犬川P太郎

実物は結構デカくてビビるよ。

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前提知識:フェムトセルとは

前提として、フェムトセルの概要を
ザックリ解説します。

凄く簡単に言うと、

インターネットを利用して、

家の中に設置できる携帯電波の
超小型アンテナ
の事です。

各携帯会社、Docomo,au,Soft bankに並び

楽天モバイルでもこのフェムトセルが
レンタル出来るようになりました。

このフェムトセルを設置すれば、

今まで圏外だった郊外や
電波の入りが悪い屋内でも

バッチリ電波が入るようになり、
通話音質なども改善されます。

どの携帯会社でも、
無償で貸し出し、解約時返却
というスタイルです。

自宅が携帯電波基地局となり、
電波の心配が消えるので

田舎住みの人にとっては
夢の機器と言えるでしょう。

勿論、各社が独自に開発・提供
しているものですので、

その会社と、携帯電話・スマートフォンの
契約を結んでいないと

貸し出しはしてくれません。

Docomoの電波を改善したくて
Docomoのフェムトセルを借りたい場合は、

Docomoの携帯電話を契約している
必要がある。という事ですね。

楽天のフェムトセル、Rakuten Casaとは

楽天モバイルと契約したけれど、
電波が弱い・・・。

パートナーエリアのau電波も、
入りが悪い・・・。

山間部や郊外に住む方であれば、
こういった悩みを持つ方も多いでしょう。

Rakuten Casaは、そんな
楽天モバイルを使う人の悩みを解決する為の

日本全国どこでも使える
屋内フェムトセルです。ワオ!

ちなみに設置された
Rakuten Casaはこんな感じです。

表面が鏡面っぽく、映ってはならぬものが
山ほど反射してるので

ちょっと塗りつぶしています。

手前には比較対象として、ピンポン玉と

猫山さんがダブらせたので貰った
ちょこのっこフィギュア
を置いています。

この意外とデカいRakuten Casaを
レンタルして設置すれば

電波の状況は改善されるし、
家の中が楽天エリア内になって

データも使い放題!
こりゃ借りない手は無いぜ!

と思われるかもしれませんが実はコレ、
現状では別に必要ないんです。

実際に犬川が設置して
使えるようになるまで、何があったのか。

意外な落とし穴とは。
全てこれから解説します。

Rakuten Casaは楽天ひかりのみ対応

家の中の電波を
大幅改善してくれるフェムトセルは、

インターネット回線を通じて
小型基地局の役割を果たします。

しかし、
楽天のフェムトセルであるRakuten Casaは

現状楽天ひかりの回線でしか
利用する事が出来ません。

これは露骨な
ユーザーの囲い込みに他なりません。

他社のフェムトセルであれば、
光回線やADSLならどこでもOK。

ネットさえあれば、回線業者を問わず
電波の改善が可能だからです。

必然的に、楽天モバイルの電波を
改善したい場合は

楽天ひかりを契約する事が
必須となってしまいます。

以前の記事でもご紹介した通り、
犬川は家計改善の為に

スマート光と楽天ひかりの2社の
光回線業者をオススメしました。

これが電波改善の為に、
強制で片方に固定されるのは

家計改善の邪魔になる可能性も出てきます。

Rakuten CasaはIPv6通信に非対応

1度設置が済んでしまえば、24時間365日!

電波の心配から解放されるのが
フェムトセルです。が。

現状Rakuten Casaは
IPv6通信に非対応です。

IPv4通信時は基地局としての役割を果たし
電波がバリ4になるのですが

回線が混雑し始め、
IPv6通信に切り替わると対応できず

電波はRakuten Casaを設置する前の状況に
戻ってしまいます。

つまり設置前の家の中の電波が
圏外である場合は圏外に逆戻りです。

しかもこのIPv4とIPv6の
クロスパス方式通信は

結構頻繁に入れ替わったりしちゃいます。

そしてRakuten Casaが使える
ネット回線は、

IPv4とIPv6のクロスパス通信を
標準搭載している楽天ひかりのみ。

ですので、
現状ではRakuten Casaを設置しても

しょっちゅう電波が途切れる
不完全な基地局
を設置する事になります。

24時間、365日
楽天モバイルの電波を安定して
掴みたい場合
は、

ルーターの設定を変更して、
IPv6標準搭載の楽天ひかりの通信を

IPv4通信のみに制限する必要があります。

これでは何の為の楽天ひかりなのか。
半分以上のメリットが失われますよね。

楽天モバイルの電波改善の為には、
IPv6標準搭載の楽天ひかりが必須。

しかし常に電波改善するには、
楽天ひかりのIPv6を切らないといけない。

こんな矛盾ありますかね?(憤怒)

楽天モバイルの電波改善をしたら、
今度は
混雑時でも快適にネットが出来るはず
の環境が脅かされる事になるのです。

あちらを立てればこちらが立たず
という現状であるのに

フェムトセル提供対象を
楽天ひかりのみに絞って

顧客を囲い込もうとする姿勢は、
正直逆効果な気もしますね。

最も不要である理由は、通話アプリの楽天Link

楽天モバイルで通話を行う場合、
現状99%

Rakuten Linkというアプリを使用して
通話をします。

基本的に通話量が無料で、
Link同士でチャット等も可能な

楽天モバイル版L〇NEみたいな
便利なアプリです。

自分さえRakuten Linkであれば、
相手はどんな電話でもOKなので

その点においては
L〇NE通話より優れていますね。

このRakuten Linkの通話は、
インターネット回線を使用して行われます。

という事は・・・

楽天モバイルの電波が無くとも、
Wifiがあれば通話に支障は無い

という事です。

携帯の電波を改善したい理由って、
殆どが通話に由来するものだと思います。

言ってしまえば、現状では

楽天モバイルを使う為には
Wifiさえ飛んでればオールオッケー

という事実があるのですね。

あれ?
でもRakuten Casaをレンタルする為には、
楽天ひかりが必須ですよね。

楽天ひかりと契約しているのなら、

一般的にIPv6対応の無線LANwifiルーターも
使う事でしょう。

おやおや?
既にWifiが飛んでいるのですから、
極端な話

楽天の電波がずっと圏外でも
楽天モバイルを使用するのに
支障はありません。

モチロン、メールもSMSも
バンバン受信しますよ。そう、Wifiならね。

ついでに言うなら、
Rakuten Casaのウリの1つである

「自宅内が楽天エリアになるから
データ使い放題!」

いやいや、
楽天ひかりのWifiに繋がってるなら
その時点でデータ使い放題だろ。

Rakuten Casaが、
現状いかに歪で不要な存在か。

上記に挙げた3つの理由で
ご理解頂けたと思います。

それでもRakuten Casaが必要なケース

以上の事から、
ほぼ全ての人は不要だと思われる
Rakuten Casa。

それでも、
こんな矛盾まみれの機器が
必要なケースとは?

楽天ひかりを契約しているけど、

IPv4通信のみでOKで

楽天モバイルを使っているけど、

Wifiではなく携帯の電波を
常時掴まなければならない。

といったケースでしょうか。
正直良く分からん。

どんな状況だよこれェ・・・。

どうしても自分でWifiルーターを
買いたくない時くらい?

でもWifiがあれば実質不要な
携帯の電波の為に、

IPv6通信をブン投げる事になるし・・・。
訳が分からんぞ!

一応Rakuten Casaにも
Wifi機能が付いているんですが、

そこまでしてRakuten Casaを使わなくても

IPv4通信のみのスマート光で
Wifi飛ばした方がよっぽど良いです。

もしかしたら犬川が知らないだけで、

楽天モバイルには、
楽天モバイルの電波でしか
出来ない事がある!

・・・のかもしれません。

はみ出しコラム:サポートの質は・・・

犬川がRakuten Casaを設置し、
電波を掴むまで3週間かかりました。

その原因はぶっちゃけ
Rakuten Casaサポートの質が、

その他楽天のサポートの質より
2段も3段も落ちるからです。

まず最初のRakuten Casaが届いた時、
ウキウキで設置したものの

どうしても電波を掴んでくれませんでした。

その時に電話したサポートの回答がコチラ。

システムのファームウェアアップデート
の為、
そのまま72時間放置して下さい。

どんなアップデートだよ!?
と思ったものの、
フェムトセルに
そこまでの専門的知識は無かったため
大人しく待ちました。

そして3日後。やっぱり電波を掴みません。

その時の2度目のサポートの回答がコチラ。

恐らく初期不良ですので、
機器の交換をお願いします。

おいッ!
ファームウェアの
アップデートはどうしたッ!!

クソッ!!俺をナメやがってッッッ!!

と内心ギアッチョばりにキレながらも、

今あるRakuten Casaを箱に詰めて
送り返しました。

既に3日の時間を無駄にして、

新たなRakuten Casaが届くまで
追加で1週間程度。

機器交換しても、
やっぱり電波を掴みません。
(IPv6通信してるから)

もう絶望に浸りながら、
3度目のサポートへの電話。
その時、そこで初めて

IPv6通信には対応していないんですよォ~

との回答が。えぇ・・・(困惑)

努めて冷静に、
クレーマーにならないように丁寧に

IPv6標準搭載の楽天ひかりじゃないと
Rakuten Casa使えないのに、

そのRakuten Casaが
IPv6通信に対応していないのは
おかしくはないか?

という事を伝えると

そんな事を申されましても・・・

Rakuten CasaサイトにもIPv6対応とは
記載されておりませんので・・・

もうアレ。キングクリムゾン喰らった?

って位の???が頭を覆いつくしました。

じゃあIPv6非対応って記載しといてよね!!
(ツンデレ)と思いましたが、

多分何言っても無駄だな、
と思い最後に1つだけ質問をしました。

物理的な機器の交換を含め、

今後Rakuten CasaがIPv6通信にも
対応する予定はありますか?
と。

少々お待ちください・・・(数分の保留)

現在ですと、予定としては
未定となっております。

みんな!Rakuten Casaの
サポートセンターの質は、

控えめに言ってお排泄物ですわぞ!!

省略したけど実際は
もっと振り回されています。

しかもRakuten Casaの申請をして
電波を掴まないままだと、

手数料の3,000円を無駄に払って
終わりになるので

ルーターの設定いじってIPv4通信のみにして

スマホまで電波が届いたのを確認して
再度ルーターいじって

IPv6通信を許可するという
メタメタに面倒な作業をしました。

端末まで電波が届いた事を
楽天側で確認したら、
手数料の3,000円が
ポイントでバックされるからです。

まとめ

随分と長い記事になってしまったので、
簡潔にまとめます。

Wifiさえあれば、
Rakuten Casaは不要です!

以上!終わり!解散!!

犬川ハウスには、現在

不定期に電波が途切れる上に
無駄な電気代を発生させる

携帯電波基地局様が
御鎮座あそばされております。

ポイントバックを確認次第
解約して送り返すか、

IPv6通信対応するまで
電源落すか・・・悩むところです。

実はクッソ長い規約の中に、

意図的に長期間電源を落とすな
とか書いてあるんですよね・・・。

ほんま・・・この機械ほんま・・・。

皆さんは、
無駄に時間と気力を浪費しない為にも

Rakuten Casaが
IPv6に対応するまでスルーしといてよね!!
(ツンデレ)

ここまで読んでいただき、
ありがとうございます!

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