ども、焼き立てのパンと
淹れたてのコーヒーの
香りのコンボが
たまらなく好きな犬川です。
今回は、以前の記事でご紹介した
楽天Payの改悪
に続き、またしても
楽天経済圏の民にとっての大悲報です。
楽天の運営するフリマアプリである、
「ラクマ」の
手数料が大幅に引き上げられる!
というヤベー事態をご紹介します。
どちらも改悪がスタートするのは
来年からですが・・・
突然のお知らせに全ラクマユーザーが驚いた
事が起きたのは、昨日。
12月1日の事でした。
ラクマをインストールしているスマホに、
通知が1件。
ラクマの販売時手数料を、
来年の1月から約2倍にしますよ。
という、全ラクマユーザーも
月まで吹っ飛ぶこの衝撃・・・
って感じの大改悪のお知らせでした。
割とノンキこいて、
未だに家の不用品を売りさばく事に
手を付けていなかったた犬川も、
大急ぎで出品の準備を
進めるハメになりました。
3.5%→6%への強烈な値上げ
このラクマの販売手数料の強烈な値上げ。
改定の日にちは、
2021年、1月13日から!
あと40日程度しか猶予がありません。
なんと現在の3.5%から、
約2倍の6%まで跳ね上がってしまいます。
某大手フリマアプリが、
10%も手数料で持っていくところ
ラクマは3.5%と約1/3の手数料で
済んでいて
大助かりだったのに、
今回のこの所業・・・!
しかもこの6%の手数料、
しっかりと(税抜)の文字が。
例として
10,000円の商品が売れたとしても、
今までであれば
ラクマの手数料は385円で、
送料を除いた粗利は9,615円も
残っていたのに対して
この大増税が適応されてしまった後では
ラクマの手数料は660円にハネ上がり、
手数料を除いた粗利も9,340円まで
下がってしまいます。
送料まで含めて考えると、
10,000円の値段で品物が売れたとしても
1割以上の経費がかかってしまう事は
もう免れないでしょう・・・。
え?なーんだ。1万円でも
たったの275円の違いじゃん?
と思ってしまうなかれ、ですよ!
同じ10,000円で売れる物が、
ある日を境に関税が上がり
理不尽な理由で売り手の利益が
永久的に損なわれるという事。
これは差額がどうこう
って問題ではありません。
いきなり来月から、
問答無用で消費税を2倍にします!
っていうレベルの問題なんですね。
手数料引き上げの原因は・・・
そもそも、
手数料引き上げの理由としては
セキュリティ強化及び、
お客様サポート体制の拡充を図る為
とお知らせの中で謳っていますが、
事実として
先月、11月8日の
ScanNetSecurityの記事で
セキュリティホールが存在し、
認証情報が漏洩する脆弱性が指摘されたり
11月9日の
SNSDAYSの記事で
不正アクセスによる乗っ取りの多発と、
その詳細と対処法を報告されたり
実際にセキュリティの強化は
必須事項であるとは考えられますが
その負担とコストを全て
ユーザーにおっかぶせるのは如何な物か?
と犬川は思わざるを得ません。
他社より安価をエサにお客を集めました~、
セキュリティ対策が万全じゃなくて
問題が出ました~、
その対策のコストは
集めたお客に負担させます~。
ってどうなの?
という見方をしてしまうのは、
狭量が過ぎるでしょうか?
未だに電話での問い合わせが不可能
という部分も、
低手数料の為の
コストカットなのでしょうか。
いずれにせよ、
手数料爆上げの恩恵が
本当にユーザーに反映されるのか?
という不安は
払拭しにくいと言えるでしょう。
簡単ラクマパックの利用可能額も変更
更に本日、12月2日に
追加のお知らせが届きました。
販売手数料の改定に伴い、
かんたんラクマパックの
最低利用価格も変更になりました。
配送料そのものに変更はありませんが、
出品している値段によっては、
特定の配送方法が使用できない!
というケースが起こる可能性があります。
上記の、赤い文字の部分が
変更になった箇所です。
この価格より低い値段で出品すると、
その配送法は使えなくなりますので
値段を決める時は
注意が必要になりそうです。
なお、こちらの
最低利用可能価格の変更は
何故か手数料改悪の
1月13日より前倒しで
2020年12月23日(水)10:00~
の適応となります。
クリスマス以降の
配送の激増に備えたものでしょうか?
こちらの変更は今月中には始まるので、
そこも注意が必要ですね!
売り手はピンチ?買い手はチャンス?
出品手数料が、
来月からは2倍になっちゃうよ!
というまさかの事態。
より高額な商品ほど、
受けるダメージは比例して増えますので
売り手側は明確にピンチですね。
あと40日しかないし。
しかし、
買い手側はチャンスになるのか?
と言えば
必ずしもそうとは言えないでしょう。
例えば3万円の高額商品を、
売り手側が急いで売りたい場合。
3.5%の今の内に売れば
手数料は1,155円で済みますが、
改悪後の6%の後に売れた場合の
手数料は1,980円。
その差額は825円ですので、
急いで売り抜きたくても、
1,000円値下げすれば余計に損します。
つまり今回の改悪の影響による
出品者の焦りが産む
値下げ合戦は期待出来ないでしょう。
まとめ
まとめに入りましょう。
今回のラクマの大改悪は、
ビジネスの基本である
三方よしを完全に無視している
とも言えるでしょう。
売り手である出品者は、
ただ手数料が上がり利益が損なわれる。
買い手である購入者は、
値下げが期待できない所か
上がる手数料分、
商品自体の値上げの可能性もあり。
世間様は、
また楽天が改悪を行ったぞ。
という印象を持ち。
三方わろしですよこんなん。
ラクマで高額品の出品を考えている方は
今月中に行動を起こし、
売り切る方向で考えた方が良いでしょう。
わざわざ上乗せされた手数料を払うのは
馬鹿馬鹿しいですしね。
前回の楽天Payの改悪に続き、
今度はラクマの改悪と
来年は始まりから
楽天経済圏の民にとって
試練が続く事が決定してしまいました。
頭のてっぺんまで
楽天経済圏に
ドップリ浸かっている犬川でさえ、
オイオイ、楽天大丈夫か・・・?
と不安になる改悪の連続。
別に楽天が好きだから使ってる訳じゃなく、
現状で1番得だから使われている。
お得じゃなくなったら他に移る。
という事実を
今一度認識して欲しい所ですね。
やれやれどっこいしょ・・・
って感じですが、
今回の記事は以上となります。
ここまで読んでいただき、
ありがとうございます!
コメント